良いポイント
ATTAZoo+を数年間利用中です。既存機能は勿論活用中ですが、最近追加された[ツールチップ+]機能が思った以上に便利だったのでレビューします。
簡単に言えば「Kintoneの各フィールドに!マークや?マークと注釈をつけられる機能」なのですが、この機能を簡易の操作マニュアルのように利用しています。
具体的には、この機能を使って、いくつかのフィールドに「この値がXXであればこのような意味なので、Cの操作をしてください」「この値がYYであればこのような意味なので、Dの操作をしてください」というように、値の基準や操作方法の案内を注釈に記載しています。
ユーザはアプリ一覧やレコード画面を開きながら注意点を確認できるので、都度マニュアルを開く手間が省けます。また、注釈はフィールドにカーソルを置いたときだけ表示されるため、注釈を必要としないユーザにとって画面上で邪魔にならない点も良いと思います。
改善してほしいポイント
ATTAZoo+に今後期待することは、テーブルデータの処理機能の充実です。
①通常フィールドの機能をテーブルデータのフィールドにも
例えば、「重複不可設定」「自動採番」「アプリ間レコード更新」など、現状、テーブルデータのフィールドでは利用できない機能が、ひとつでも利用可能になれば便利です。
当社の場合、受発注や入出荷などの主要アプリでテーブルデータに商品入力し、その値を他の関連アプリにデータ転送・データコピー・集計して処理するため、テーブルデータの再利用頻度や重要度が高いです。ですが、テーブルデータでは設定できない機能が多く、手入力や目視確認が多く発生しています。テーブルデータ機能向上で、この作業を少しでも効率化したいと考えています。
②テーブルデータ転送の実行条件の追加
実行できる人(組織・グループ・ユーザ)だけでなく、「通常フィールド値」や「プロセス管理のステータス」も実行条件として設定可能になれば便利です。
例えば、「転送を実行するためには、通常フィールドAの値が"完了済"でなければならない/ステータスが"承認済"でなければならない」と設定することで、ユーザの誤転送を防止したいと考えます。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
[ツールチップ+]機能で、Kintone操作マニュアルを作成・更新する手間が省けました。
以前は、入力操作の注意事項について「アプリの説明」や「ラベル」に記載したり、複雑な場合は書面でマニュアルを作成して、ユーザと共有していました。ですが、書面マニュアルは、フィールドや機能の追加や削除、プロセス改訂等、何か変更する度に書き換える時間を要し、作成や更新が実態に追いついていない状態でした。また「アプリの説明」や「ラベル」に詳しく説明を書いても、ユーザが操作中に留意することが少ないという問題もありました。
そこで、この新機能を使い「ミスが多いフィールドや、操作に影響が大きいフィールドにだけ、ピンポイントで注釈を加える」簡易操作マニュアル形式に変更しました。これであれば、特に問題ないフィールドには何も書く必要がないため、マニュアル作成の作業時間が短縮できました。また、後から変更があった場合も、部分的に注釈を修正するだけでよく、マニュアル全体を書き換える必要がないため、更新も簡単です。
Kintone管理者として、ユーザへ操作方法レクチャーやフォローアップを行う際にも、補足や備忘に役立っています。
検討者へお勧めするポイント
Kintoneは、本体のみで利用するというよりも、各種プラグインと連携し機能を増やすことで成長していくツールだと考えます。その際、足りないプラグインを都度購入すると、費用もかかり、個々のプラグイン間の干渉も気になります。
その点、ATTAZoo+では、Kintone導入初期に必要な多くの機能がパッケージされているので、費用対効果も高く、一度に設定でき、シリーズ製品のためプラグイン間の干渉があってもまとめてサポート問合わせができます。
Kintone導入初期に足りない機能が複数あると感じたら、まずは試してみると良いプラグインだと考えます。
JBアドバンスト・テクノロジー株式会社
OFFICIAL VENDERJBアドバンスト・テクノロジー株式会社
いつもATTAZoo+をご利用いただき、ありがとうございます! ATTAZoo+は誰でも、簡単に使っていただけるプラグインを目指しています!嬉しいお言葉をいただき、大変光栄です! 新しいプラグイン機能「タブ表示+」も早速上手くご活用いただけているとのことで良かったです。 これからも社内でたくさんの方にATTAZoo+をご活用いただき、御社でのkintoneを使った業務の効率化に貢献できるよう弊社としても精進して参ります! ご不明な点や困ったことがあった際はいつでもご連絡ください! 今後ともよろしくお願いいたします。