非公開ユーザー
総合卸売・商社・貿易|総務・庶務|100-300人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
図面作成の効率と正確性が大幅に向上しました
2DCADソフトで利用
良いポイント
AutoCADは、建築・機械設計など幅広い業務で活用できる汎用性の高い設計ツールです。特にレイヤー管理やブロック機能を活用することで、複雑な図面でも整理された状態で効率的に作業を進められます。手書きや他の簡易ソフトでは数時間かかっていた修正作業も、AutoCADでは数十分で完了でき、作業効率が大幅に向上しました。また、印刷設定や尺度管理の自由度が高いため、提出図面の品質を一定に保ちやすく、社内外でのやり取りがスムーズになった点も大きな利点です。さらにクラウドとの連携により、外出先やリモート環境からでも図面確認や簡易修正が可能であり、働き方の柔軟性も高まりました。高機能であるがゆえに専門性が求められますが、習得後は確かな信頼性を感じられる製品です。
改善してほしいポイント
AutoCADは非常に高機能ですが、その分、操作習得の難易度が高いと感じます。特に3Dモデリング機能については、直感的な操作性がやや不足しており、初心者がスムーズに使いこなすには時間がかかります。公式マニュアルやチュートリアルはあるものの、実務に直結した操作事例や動画がさらに充実すると、導入教育にかかる負担が軽減されると思います。また、大規模な図面や複数のデータを同時に扱うと動作が重くなることがあり、処理速度の改善にも期待したいところです。クラウド保存機能は便利ですが、同期に時間がかかるケースもあるため、より快適に利用できる環境を整備していただけるとありがたいです。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
導入以前は、手書きやExcelによる簡易作図を行っていたため、設計変更が発生すると修正に多くの時間と労力を要し、作業効率が低下していました。AutoCADを導入してからは、部品単位でのブロック化やレイヤー管理により、修正や流用が容易になり、図面修正工数を約50%削減することができました。また、寸法違いや記載漏れといったヒューマンエラーが減少し、チェック工数も軽減。結果として、設計から承認までのリードタイムが短縮され、顧客への納期遵守率が向上しました。さらにクラウド連携により、拠点をまたいだ共同作業が可能になり、別拠点のメンバーと同時並行で作業を進められるようになった点も大きな成果です。