AWS Cloud9の製品情報(特徴・導入事例)

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ITreviewによるAWS Cloud9紹介

 AWS Cloud9とは、ブラウザのみでコードを記述、実行、デバッグできるクラウドベースのIDE(Integrated Development Environment)です。JavaScript、Python、PHP、Ruby、Go、C++などのプログラム言語に必要なツールがあらかじめ用意されています。インターネットに接続されたマシンを使用して、オフィス、自宅、その他どこからでもプロジェクトに取り組むことができ、プログラムのインストールや開発マシンの設定の必要がない点に特長があります。また、開発環境をチームと共有し、ペアプログラミングを行って互いの入力をリアルタイムで追跡できます。業界を問わず、開発を行う企業で広く導入・活用されています。

AWS Cloud9のITreview最新受賞実績

※Grid Awardの受賞実績は「総合部門」での受賞結果のみ表示しています

AWS Cloud9の満足度、評価について

AWS Cloud9のITreviewユーザーの満足度は現在4.1となっており、同じIDE(統合開発環境)のカテゴリーに所属する製品では13位、となっています。

バッジ 満足度 大企業 中堅企業 中小企業
- 4.1 4.0 4.2 4.0
レーダーチャート 価格 使いやすさ サポート品質 導入のしやすさ 機能への満足度 管理のしやすさ
4.1 4.3 3.5 4.4 4.3 3.7

※ 2025年09月16日時点の集計結果です

AWS Cloud9の機能一覧

AWS Cloud9は、IDE(統合開発環境)の製品として、以下の機能を搭載しています。

  • ビルドツール

    ソースコードを独立したプログラムに変換する。複数のファイルで構成されたコードを正しい順序でコンパイルしリンクする

  • コンパイラ

    プログラム言語で書かれたソースコードを、コンピュータが直接的に実行できる機械語または中間言語に変換する

  • デバッガ

    対話的にプログラムを動作させたり、プログラムが使っている変数を表示させたりしながらデバッグを支援する

  • リンケージエディタ(リンカ)

    機械語または中間言語のプログラムの断片を結合し、実行可能なプログラムを生成する

  • テストツール

    プログラムが正しく動作しているかテストを実施し、モニタリングする

  • ナビゲータ

    コードファイルをソリューションやプロジェクトごとにまとめ、ソースコードの整理・管理をナビゲートする

  • エディタ

    コードの内容を表示し、コードの記述・編集、ボタンやテキストボックスを備えたウィンドウなどをデザインする

  • メッセージ

    デバッグ メッセージ、エラー メッセージ、コンパイラの警告、公開状態などのメッセージを通知する

  • 自動補完

    入力中の関数、変数、メソッド名を補完し、ソースコードの曖昧性を解消する

  • リファクタリング

     変数の名前をインテリジェントに変更したり、複数のコードを新しいメソッドに抽出したり、パラメータを並べ替えたりする

  • ソースコード管理

    ソースコードやソースコードのバージョン、設定用ファイル、アイコンといったリソースファイルなどをひとまとめにし、一括管理する

  • プラグイン

    IDEにさまざまな機能を追加・組み込む。Webアプリケーションサーバとの連携、各種プログラム言語のサポート、クラス図からコードを生成するUML、テストルール、レポートツールなどのプラグインがある

  • テストツール連携

    ソースコードからテストコードの自動生成、テストを実行するツールと連携して利用する

  • ビルドツール連携

    ソースコードの依存関係を担保しながらビルドを実行する外部ツールと連携して利用する

  • バージョン管理ツール連携

    CVS、Subversion、Gitなどのバージョン管理ツールと連携してソースコード管理を行う

  • フレームワーク対応

    各種フレームワークをサポートする

AWS Cloud9を導入して得られた効果やメリット

ツールは導入するだけでなく、その後どんな影響があったのかが一番重要となります。 では、AWS Cloud9を導入することでどんな効果や、メリットがあるのでしょうか?実際に投稿されたレビューからその一部をご紹介します。

    非公開ユーザー

    ソフトウェア・SI|ITアーキテクト|300-1000人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用

    企業所属 確認済
    投稿日:

    開発環境の用意が手軽であり、ブラウザからアクセスできる

    IDE(統合開発環境)で利用

    良いポイント

    前提として、Cloud9の利用は2023年以前に契約したAWSアカウントが対象になるかと思います(2024年はわからず)。
    数クリックで開発環境が構築でき、かつブラウザでアクセスできるため、IPが許可されているならどこからでも接続できます。
    特にローカル環境(PC)の持ち運びが厳しい場合は、Cloud9がとても役に立ちます。

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    非公開ユーザー

    その他サービス|プロジェクトマネージャ|300-1000人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用

    企業所属 確認済 利用画像確認
    投稿日:

    簡単に構築できる開発環境

    IDE(統合開発環境)で利用

    良いポイント

    開発環境を自動で構築してくれるため、各個人が自分で設定する必要がなく、すぐに開発作業に入ることができる。
    環境を共有することもできるので、ペアプロなど複数の開発者が同時に作業することもできる、

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    非公開ユーザー

    ソフトウェア・SI|社内情報システム(開発・運用管理)|300-1000人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用

    企業所属 確認済
    投稿日:

    開発環境をマネージドに!

    IDE(統合開発環境)で利用

    良いポイント

    サーバをAWSのようなクラウドに移行して運用負荷を減らしていくように、環境構築もAWSに移行することでローカルマシン内での設定を不要にしてくれます。また、「GitにはアップロードしていないけどローカルPCにはあります」のような場合でも、Cloud9ならインターネットを経由して閲覧することができるので、チームメンバーのコードレビューがとてもしやすくなりました。

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