藤川 圭一郎
水島機工株式会社|自動車・輸送機器|社内情報システム(開発・運用管理)|100-300人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
専門知識がほぼない状態で定常業務を社内で自動化
RPAツール,ノーコードWebデータベース,ローコード開発ツールで利用
良いポイント
基幹システムの導入においてリソースが変わる、やり方が変わる等の「変化」が生まれる事になるデメリットをCELFで自動化する事によって難しい手順を隠ぺいする事が出来ます(作業者から見た場合)。
システムが変わる際に社員が感じる「新しい業務を覚えないといけない」意識を極力減らす事ができ、これによって基幹システムの導入がスムーズに進行したと感じました。
またCELFは一般的なプログラミング言語の知識、ネイティブなコーディングスキルが全く不要なため、開発効率も悪くなる事はありません。
更にSQLServerやOracle、PostgreSQLなどの外部データベースとの連携でアプリの開発ができるため、汎用性もある程度高いと思います。
また、各部署で行われている定常業務が確実に実行されるようになります。
これは作成したアプリをタスクスケジューラにより登録する事ができ、また実行ログが残せる機能があるため業務漏れの回避やヒューマンエラー防止の役割も発揮してくれています。
改善してほしいポイント
アプリケーションを利用していくとやはりどんどん規模が大きくなっていき、リソースの管理や変更に柔軟に対応できるような機能が欲しいと思いました。
例えば、既存のアプリに実装した共通する機能を検索して、その機能が使用されている箇所を修正する等できれば、利用ユーザーの作業効率化だけでなく開発効率も上がるのでは、と感じました。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
基幹システムの構築にともない、現行の業務を新システムに適応させるために発生する様々なリソース(インポート用のテンプレートシートなど)をCELFで自動作成化する事により社員は変化する環境に柔軟に適応できていました。
CELFはシステム開発企業などに外部発注で作成を依頼せずとも社内で開発が容易に行えるため、開発コストの削減に大きく貢献しました。
また人に依存した業務が自動化する事により、起動するというルールのみで運用できるようになりました。
これは定常業務をCELFアプリで代替作成し、タスクスケジューラで自動的に毎日行う事で実現しました。
検討者へお勧めするポイント
・競合RPAパッケージと比べて導入・運用価格が安いです。
・プログラミングの知識は不要です。
・一般的に普及しているExcelのような見た目なので導入がしやすいです。