非公開ユーザー
株式会社 加藤製作所|鉄・金属|経営・経営企画職|20-50人未満|導入決定者|契約タイプ 有償利用
ローコードでの業務アプリ開発に最適
良いポイント
Filemaker Cloud を利用しています。導入前はエクセルで販売実績や顧客管理などを行っていましたが、「同時利用ができない」、「情報共有が迅速にできない」、「同じ入力を各ファイルに行わなくてはいけない」などの非効率が発生していました。
Filemaker Cloudは、製品名のとおりクラウド環境へ入力情報をアップし、従業員各自がデータを閲覧するというモノなので、上述の問題点がどれも解決されました。
インターネットへ接続できる環境であればいつでも各種データへアクセスできるので、過去のコロナ禍や出張中でも滞りなく業務を行えます。
カスタムAppの作成にはある程度作業時間がかかります。しかしながら、フルオーダーのソフトウェアを導入するとなると、担当者との打ち合わせに膨大な時間がかかるだけでなく、こちらの意図が100%相手に伝わるとも限りません。
その点、Filemakerは自身が抱く改善要望を自分自身でカスタムAppへ反映することが可能です。
まずは、普段使っているエクセルファイルの1つをFilemaker へ置き換えるところから始めて、次第に領域を広げていくという導入が可能なのもメリットと言えます。
改善してほしいポイント
ソフトウェアの性質上、windowsの32ビット版には最新のFilemakerは対応していません。古いPCで業務を行っている現場の方は注意が必要です。
また、androidOS製品には対応しておりません。タブレットを活用して業務アプリを運用しようという方は不可避的にアップル製品のタブレットへの買い替えが必要となります。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
iPhone、iPadのカメラでバーコード、QRコードの読み取りが可能であるため、棚卸業務の時間が大きく短縮されました。
倉庫や製造現場において、製品ごとにバーコード付きの表示をすることで、iOS端末を使って棚卸を行うことができるので、手書きプラスエクセルという過去の運用と比較して月末の産業時間が1人平均2時間減となりました。
バーコードの読み取りと個数の入力を、現場で製品の目の前で行うことができるので間違いも大幅に減りました。
専用のハンディーターミナルを購入しても似たようなことはできますが、専用端末は価格が高く複数台の購入は大きな負担になると同時に、他の業務には転用できません。
その点、iOS端末は型落ち品であれば、比較的安価で入手できます。またカスタムAppへのアクセスも可能なので、ハンディーターミナルよりも汎用性が高いです。
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