非公開ユーザー
建築・鉱物・金属|経営・経営企画職|20人未満|導入決定者|契約タイプ 有償利用
社内でアプリ開発をするなら最高の環境、
IDE(統合開発環境),スマホアプリ開発ツール,ローコード開発ツールで利用
良いポイント
kintoneやAirtableなどのクラウドベースのデータベースも増えてきたが、最終的に帳票の印刷が必要な用途などでは開発と運用に手間が掛かる。(ラベルプリンターと複合機でそれぞれ異なる帳票を出し分けるなど)
FilemakerはPC上のアプリで開発し、モバイルアプリやブラウザから閲覧・編集ができるので、例えばQRコードを印刷した帳票を発行し処理が終わったらその帳票のQRを読む事で完了処理ができるなど、モバイル(というかiPhone)アプリの良さを最大限に活かす社内アプリを一貫した環境で開発する事ができる。
結局のところ製造業/卸/小売業などでは印刷はまだまだ避けて通れず、Webベースだけでは中々業務が完結しない。
Accessと比較される事も多いが、FilemakerならWeb・PC・モバイルを柔軟に行き来しながら現場にとって最適なアプリ開発が可能。
あと見逃せないのが、「スクリプト」が日本語で使える開発環境である点。翻訳のお世話にならないので、これから開発に取り組む人でも戸惑いが1/10になると思う。
改善してほしいポイント
Claris Studioを早く日本向けにリリースして欲しい。
クラウドでのスクリプト実行速度をもっと上げて欲しい。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
・現場向けの柔軟な帳票印刷
・PCで入力し、出先のモバイルから内容をレビューするなど場所と環境にとらわれないシステムを作る事ができた
・メール送信はもちろんだが、cURL対応でFilemakerで入力した内容をTwilioでSMS送信するなど、相手の環境に合わせた通知が行えるようになった。
検討者へお勧めするポイント
Accessとkintoneを足して2で割ってプラスアルファしたような事ができます。
プログラミング部分に相当するスクリプトを日本語で開発できるので、取っつきやすさは他のシステムの比ではないでしょう。
(かといってできる事が少ない訳ではない)
現場は様々なデバイスや帳票で動いているので、それぞれに最適な見せ方、出し方で統合されたシステムが欲しい会社にはお勧めできる開発環境です。
自社開発はコストが抑えられる反面スピードが遅くなるので、公式のトレーニングをしっかり受けたり、8割方をプロに開発して貰って、帳票のデザインなどは自社で行うなどすると費用対効果がさらに上がると思います。
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