非公開ユーザー
ソフトウェア・SI|システム分析・設計|20人未満|ビジネスパートナー|契約タイプ 有償利用
開発スピードは魅力、AI時代への対応が今後の鍵
ローコード開発ツールで利用
良いポイント
レイアウト作成とデータベース設計が一体化しているため、フィールドを画面に配置するだけで登録・編集・削除・一覧表示が即座に実現でき、開発スピードが非常に速いです。帳票やPDF出力も通常の画面作成と同じ感覚で作成できるため、帳票専用の特別な知識を必要としません。スタンドアロンで作成したファイルをFileMaker Serverに置くだけで複数人で共有でき、排他制御(ロック)も自動で処理してくれるため、スケーラビリティに優れています。さらにWindows/Mac用のFileMaker Proだけでなく、ブラウザ利用のWebDirectやiPad用のFileMaker Goなど複数の手段でアクセスでき、社内・外出先を問わず同じデータを扱える点も大きな強みです。バージョン2026では、従来別々に作る必要があった編集画面と照会画面が1つのレイアウトで切り替えられるようになり、保守性も向上しました。
改善してほしいポイント
ライセンス体系が「全部入り」一本化されて以降、機能別の価格差がなくなったため、機能を使い倒さない限り割高に感じます。共通部品化がしにくく、グローバルメニューなどを画面ごとに個別に用意する必要があり、手間がかかります。プロトタイプ作成では画面上のフィールドに対応するDBフィールドを1つずつ用意する必要があり、本開発段階でテーブルやリレーション設計を見直すことも多いため、プロトタイプをそのまま活かしにくい点も課題です。生成AIによる自動コーディングが主流になりつつある中、FileMakerのスクリプトや画面作成はまだそうした支援に対応しておらず、今後他製品に後れを取るのではないかと懸念しています。技術的なサポートについて、コミュニティでのユーザー同士のやり取りが中心で、Claris社から適切な回答を得られることはあまり期待できません。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
一からコーディングするシステム開発と比べて、画面とデータベースを一体で構築できるため、要件定義からプロトタイプの提示、本番運用までのリードタイムを大幅に短縮できます。特に中小規模の業務システムにおいては、非エンジニアの担当者でも仕様の確認や簡易な修正がしやすく、開発側と現場側の認識のズレを早期に解消できる点が大きなメリットだと思います。また、スタンドアロンで作成したファイルをそのままFileMaker Serverに配置するだけで複数拠点・複数端末からの共有利用に移行できるため、業務規模の拡大や利用者数の変化に柔軟に対応できる。加えてFileMaker Go・WebDirectを活用することで、社内だけでなく外出先やタブレット端末からのデータ入力・参照も実現でき、業務のリアルタイム性の向上にも貢献しています。
検討者へお勧めするポイント
とにかく開発スピードを重視したい方、特に業務システムを内製化したい中小企業や要件が固まりきっていない段階でプロトタイプを見せながら進めたい案件に非常に向いています。レイアウトとデータベースが一体化しているため、専門的なコーディングスキルがなくてもある程度の業務システムが構築でき、非エンジニアの担当者を巻き込みながら開発を進めやすい点も魅力です。また、スタンドアロンで作った仕組みをそのままFileMaker Serverに載せるだけで複数人や複数拠点で共有できるため、小規模から始めて将来的に利用範囲を広げていきたいケースにも適しています。
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