非公開ユーザー
総合卸売・商社・貿易|総務・庶務|50-100人未満|導入決定者|契約タイプ 有償利用
社員用貸与機(iphone・IPAD)の管理
MDMツールで利用
良いポイント
社員60名全員にiphoneとipadを貸与しているが、基本的に仕事で活用用で貸与している。仕事以外での使用をどのように管理しようか検討していたところ、このCLOMO MDMを知り、昨年iphone入替のタイミングでこのCLOMO MDMを導入。
導入して良かったところはアプリが重くないところ。70MB位でストレージに負荷を掛けない。また、当社で特に良かったのは利用情報の管理。「管理コンソール」という管理者が閲覧できるデータで、社員の利用状況やログが見れる。これまでは誰が何のアプリをインストールして使っているのかが分からず、Youtubeやゲームをしている社員がいて会社で契約しているGB数に月末前に達してしまうことがあった。このMDMをインストールすることで、誰が何を使っているか分かるため、契約GB数を超えることがなくなった。また、社員に管理していることを伝えることで、勝手に仕事と関係ないアプリを入れる人がなくなり、大きな抑止力になった。管理者は退職者に貸与している端末の初期化も簡単に行える。「サマリーレポート」も登録している管理者メールに定期的に配信され、毎日チェックしなくて済む。
改善してほしいポイント
CLOMO MDMを携帯購入時の出荷時からインストールして使うのと、後から(すでに使用している端末)にインストールするのとで管理できる部分が違う。当社は携帯はちょうど入替のタイミングで出荷時からCLOMO MDMを入れたのでCLOMO MDMの管理者権限が全て使用できるが、ipadの方はすでに社員に配布していたので、後からインストールした。後からインストールした方は使用者がアプリを勝手に削除ができる(出荷時からインストールしている端末は使用者が削除できない)
管理者としては、勝手に削除されることがないようにしたいが、その場合は端末入替や購入時からインストーする必要がある。
逆に、出荷時からインストールした場合のデメリットもある。アプリの移行が出来ない事。出荷時にCLOMO MDMをインストールすると元々使用していた端末からアプリのコピーが出来ない。社員から「困る」と意見が多かったのはLINEのトーク履歴。ほとんどの社員がLINEを利用しており、トーク履歴が移行出来ないことは不満が多かった。どうしても必要なトーク履歴はiphoneのメモに「トーク履歴」としてデータでコピーするなどして対応した。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
今回CLOMO MDMを検討したのは、退職した社員に貸与していた前iphoneの初期化が出来なかったため。具体的にはAppleIDを書き換えたようでアクティベーションロックが掛かってしまった。初期化しようにも、退職者と連絡がつかず、また、その場合には販売店での端末登録情報が必要だが、それも確認できなかったため結局初期化できなかった。
会社の資産なので、強制的に初期化できるようにしておくことと、情報保護・漏洩防止の観点から、誰が何のアプリをインストールしているか、会社の情報セキュリティポリシーに基づいた使用をしているかをしっかり管理したかった。
月に1回、社員の使用状況を確認しているが、良くも悪くも監視されているという意識があり、以前のような異常なGB数の利用や、仕事と関係のない使い方がなくなった。
また、以前は特に管理をしていなかったので、端末を落とした、壊したという社員が結構多かったが、CLOMO MDMが入っていることで、会社の資産を借りているという意識が高まり、大事に使う人が増えた。
監視・管理できることが大きいが、社員のセキュリティーや会社資産に対する意識の向上にも寄与したのが大きい。