松浦 誠
株式会社新宿高野|食料品・酒屋|社内情報システム(企画・計画・調達)|300-1000人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
基幹業務システムからBIツールへのデータ連携を実現
データ連携ツールで利用
良いポイント
基幹業務システムからの大量のデータをBIツールへ連携し、売上報告書や仕入れ状況、在庫状況をわかりやすく表示することが可能。もちろんDataspider自体はデータ連携機能であるので、それだけでBIツールが成している役割に代わることができないが、基幹業務システムからの膨大なデータをBIツールへ連携する重要な機能を担っている。
当社では基幹業務システムからの多くの項目にわたるデータが連携されているが、スピードも十分でエラーが発生したことはない。
改善してほしいポイント
率直に言ってデータ連携機能であるので、普段はこの製品に触れることはなく、ベンダーが構築したジョブがスケジュールによって動き、その存在を気にしたこともあまりない。
ただし売上の一部に訂正があった場合、ジョブを手動で実行し正しいデータを取り込み直す作業が発生する。
その際にジョブを実行してもジョブの状態表示が変わらず、手動で実行できているのかわかりづらい。
完了すると表示はされるが、手動で実行した際も状態のステータスを実行中などわかりやすいものに変わってほしい。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
前述通り、基幹業務システムからBIツールへのデータ連携ツールとして機能しており、十分に機能して、エラーが発生するようなこともない。ユーザーからはBIツールの報告書や仕入れ状況の確認が重要であるが、基幹業務システムとBIツールを結ぶ重要なツールである。
検討者へお勧めするポイント
データ連携というほぼベンダーが考慮する領域の分野であるため、情報システム部門などが検討することはないと思われるが、日本ではデータ連携ツールとして広く利用されており、HULFTと並ぶ旧セゾン情報システムズ(現セゾンテクノロジー)の看板商品である。そのため多くの日本企業に導入されており実績や信頼の点では問題ないツールと言うことができる。