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アネーラ税理士法人|会計、税務、法務、労務|会計・経理|20-50人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
『初心者でも使えること』にこだわったRPA
RPAツールで利用
良いポイント
EzRobotの良いポイントは第一に『RPAの知識がない者でも使えること』です。
機能をあえて絞り込むことにより、操作に慣れることが容易になると同時に、
『この機能を使って解決できる(ロボットに代替できる)業務はなにか』を考えやすくなり、
末端の職員まで『RPAを使って業務を改善しよう』という意識が浸透しました。
高機能になると、どうしても機能を覚えることが中心になり、それに応じた業務をしていない職員は、
『自分には関係ない』と避けがちです。
RPAはとくに単純な作業をロボットに置き換えることで効果を発揮しますから、
実は末端の職員の業務ほど、RPAへの代替可能性が高いものです。
使いやすさ・知識がなくても使えることはRPA導入には非常に重要な要素だと思いますが、
EzRobotはまさしく、そこを狙ったRPAだと思います。
改善してほしいポイント
これはEzRobotに限ったことではないですが、WindowsやMicrosoftOfficeのアップデートのたびに、
ロボットの微調整が必要になることです。
微調整の作業自体は大したものではないものの、使いたいときにすぐ使えない(ロボットの作動を確認する必要あり)
ことは意外とストレスだったりします。
現時点ではやむを得ないことかと思いますが、このあたり、Windows等のアップデートに
自動でロボット側が対応してくれるようになれば、さらに使い勝手があがると思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
弊社では大きく2つの局面でEzRobotを活用しています。
・繰り返しが多い会計入力(定形仕訳)をロボットが代替
・印刷などの単純作業をロボットが代替
会計入力ですが世の中の会社の大半で、さらにその会社の1ヶ月の会計入力のうち90%ぐらいは
毎月同じ内容で、金額だけが異なるものです。
客先から指定形式のエクセルデータで受け取ることができれば、
ロボットが指定したセルの必要データを会計ソフトに転記するだけで入力ができます。
人間はロボットの処理をチェックすればよいので、これまで2人で作業していたものを
(一人が入力・もう一人がチェック)
一人でこなせるようになりました。
また単純な定形印刷を大量に繰り返し行うことも時間が取られていました。
これも決まったフォーマットに必要データを準備することで、
ロボットが自動で反復処理を行うようになりました。
人間が行うより処理誤りが減り、またマンパワーも不要になりますので、
かなり成果が出ています。