非公開ユーザー
設備(建設・建築)|経営・経営企画職|20-50人未満|ビジネスパートナー|契約タイプ 有償利用
送付後にファイル削除が可能。御社の情報をしっかり守る。
暗号化ソフトで利用
良いポイント
一番のポイントは、適切な人に適切な情報を開示することを、とても簡単に実現できるソフト、という点です。
例えば、相手に情報を送付したのち、必要に応じてファイルを削除することも可能ですし、〇日まで閲覧可能、転送NG、プリントOK・NG、など細かい設定が可能です。
今までは、ZIPファイルで暗号化されたのち、同じメールアドレス宛に自動でパスワードが飛んでくるPPAP方式を採用する企業も多く、仮にメールアドレス自体を間違えてしまうと添付ファイルを第三者に読まれてしまう可能性が多かったわけですが、FinalCodeは、上記のような設定ができることに加え、暗号化する際に許可するメールアドレスを入れるなど、送付前に復号化できる人はだれかをチェックできるタイミングがある仕組みになっていますので、そもそも間違う可能性も低い、という事になります。
ここまで読んでみて、設定が難しいのでは、と感じる方もいるかもしれませんが、テンプレートが作成できるため、よく使う暗号化の設定がある場合は、ほぼ暗号化したいファイルのドラッグだけで済みます。この簡単という点も重要なポイントです。
改善してほしいポイント
特にありませんが、強いて上げるとすれば、初めて使う際にやはり若干でも説明が必要という点、ここはまだ改善できる余地があるかもしれません。
ただ、今のインターフェースでも十分、分かりやすく、一言説明が必要なのは、ブラウザビューと暗号化ファイルの違いの部分ぐらいで、あとはインターフェースに従って設定していけば問題なく使用できるレベルです。
あとは、これはその状況になったことがないのでわかりませんが、暗号化を進めていき、その後、Finalcode自体を解約するとなった場合、解約日以降は復号化ができなくなるので、それまでに暗号化ファイルしかない、というものについては復号化しなければならない、という手間がかかる部分です。例えば契約満了時に、復号化するための特別なインターフェースが提供され、これは契約満了後も使用できて、暗号化はできないが復号化が可能、とか、そういうものがあるとより安心かもしれません。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
添付ファイルをつけて社内外のメンバーとやり取りをするというのはもはや21世紀のビジネスシーンにおいてはあたりまえのことです。しかしながら、この添付ファイルに記載されている情報をどう守るかという事については今まで、正直ほとんど対策がとられてこなかったといっても過言ではないと思います。
例えば添付ファイル送付後、その送付先の方が他の方と勝手にファイルをシェアしてしまったり、プリントアウトして展開したり、など、いわゆる信用をベースにした情報管理で、これはある意味で管理していないのと同義とも考えられます。
流出事件など起こしてしまった場合の社会的なインパクト、それから回収のコスト、これを考えた際に、十分、ランニングに見合うだけのメリット、つまり、確実に情報をコントロールできるというメリットが得られるのがこのFinalCodeです。
検討者へお勧めするポイント
興味がある方は無償のトライアル期間が設定されていますのでトライ頂ければと思います。一度使ってみるといかに今まで自分が行ってきた情報展開がざるのように抜け穴だらけだったかと感じることかと思います。
コストは確かに安くないとは思いますが、仮に情報漏洩が発生した際に必要となるトラブルシュートコストと比較したとき、この導入費は全く高くない、と感じられると思います。
深見 崚平
デジタルアーツ株式会社|ソフトウェア・SI|宣伝・マーケティング|300-1000人未満
このたびは「FinalCode」に関する詳細かつ丁寧なレビューをお寄せいただき、誠にありがとうございます。 「FinalCode」プロダクトマネージャーの深見です。 「適切な人に適切な情報を、簡単に安全に開示できる」という「FinalCode」のコンセプトに共感いただき、また、細かな制御設定やテンプレートによる運用のしやすさをご評価いただけたこと、心より嬉しく思います。 情報漏えいリスクを“信用ベース”に依存せず、仕組みで制御するという視点において、「FinalCode」が貴社の業務に貢献できているとのお声は、開発・サポートチーム一同にとって大きな励みとなります。 また、「設定が難しそう」といった初見時の不安に対しても、テンプレート活用で直感的にご利用いただけているとのご感想は、私たちが大切にしている“セキュリティと利便性の両立”を体現する証と受け止めております。 加えて、初回利用時の導入サポートや「ブラウザビューファイル」と「FCLファイル」の違いについての分かりやすい説明、さらに契約終了時の復号手段に関するご提案など、いずれも非常に的確かつ実運用を見据えた貴重なご指摘をいただき、深く感謝申し上げます。 契約満了後のファイル取り扱いに関するご不安については、他のお客様からも同様のご意見を頂戴しており、今後の改善に向けて真摯に検討を進めてまいります。 ご指摘の通り、情報漏えいによるトラブル対応コストや信頼の損失を考えると、事前対策としてのセキュリティ投資は非常に重要であり、「FinalCode」がその備えとしてお役立ていただけていることに、改めて感謝申し上げます。 今後とも、より多くのお客様に安心してお使いいただけるよう、機能性・操作性の両面から改善を続けてまいります。 引き続き「FinalCode」をよろしくお願いいたします。何かご不明点やご要望などございましたら、いつでもお気軽にご連絡くださいませ。