非公開ユーザー
ソフトウェア・SI|システム分析・設計|300-1000人未満|ビジネスパートナー|契約タイプ 無償利用
暗号化ソフトで利用
良いポイント
優れている点・好きな機能
・最大の利点としては、物理的なファイルとして先方へ共有した後で、誤送信やファイルそのものの利用期間が過ぎて不要になった際に、物理的に削除することが出来ること
・ファイルの送付先の扱いレベルによって、FinalCode化するかブラウザビューを使った読み取り専用ファイルとするか選択して暗号化できるところ。
・暗号化の種類ごとにアクセス権自体が独立して設定することが可能なので、Wでセキュリティ対策が取れる。
その理由
・今までの情報漏洩対策は、流出しないように各セグメントに対して対策をする視点でした。
それはあくまでシステムが正常に稼働、および利用者の性善説が前提である運用で、実際にはシステム不具合や内部漏洩など意図的な漏洩要素が主たる要因として情報漏洩は発生しています。
・FinalCodeの視点は全く異なり、トラブルや人為的な要因でファイルが流出したとしても、その事案に対して追跡調査やファイルそのものを無しにする対応が取れることが最大のメリットであると理解しています。
改善してほしいポイント
しっかりとFinalCodeの特性を理解した上で運用設計をしないと、管理画面を見ただけでは効果的な利用設定に辿り着くのは少し難しいと感じます。
各機能をしっかりと理解した上で管理画面を見るとそれぞれの機能の意味と有効な使用方法が想像できることも出来るかと思いますが、ほとんどの人が機能が意図している部分の半分くらいしか理解、想像することが出来ていないような気がします。
運用導入に当たって、ガイド資料(運用事例)などを添付頂けると理解しやすいと思いました。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
ファイルの扱いや社外への情報漏洩に関しては、社内的なルールとメールに関する誤送信は対策しておりましたが、最終的なところでは、各ユーザーの意識レベルに依存するという状況でした。
勿論、それでも一様の効果は出ていますが、ユーザー意識に依存しているため慣れてくるとセキュリティ事故の発生率は少しづつ増加傾向を示します。
その点、FinalCodeで暗号化を徹底すれば、今までの対策済みのツールも一緒に活用することが可能で、人の意識の慣れによる事案が発生しても、後追い対応することで防ぐことが迅速に行えるので費用対効果は大きいと思います。
製品特性として、当然システム要件は伴いますが、セキュリティレベルを向上させるためにそれは必要な要素だとして導入すると効果は得られると感じます。
検討者へお勧めするポイント
可用性と機密性を同時に改善することと、ヒューマンエラーによるセキュリティ事故(情報漏洩)に対する対処ができる製品は唯一かと思います。
弊社はまだ導入していませんが、BOXと連携ができるようなのでBOX利用と併用すると管理工数も削減できるのではないかと思われます。
深見 崚平
デジタルアーツ株式会社|ソフトウェア・SI|宣伝・マーケティング|300-1000人未満
このたびは「FinalCode」に関する貴重なご意見とご評価をいただき、誠にありがとうございます。 「FinalCode」プロダクトマネージャーの深見です。 ファイルの誤送信や利用期間の経過といったシーンにおいて、「あとからでも制御できる」「FinalCode」の特性をご評価いただけたこと、大変光栄に思います。また、共有方法や暗号化レベルの使い分け、さらにはダブルでのセキュリティ対策についても具体的にご指摘いただき、製品の価値を深くご理解いただけていることに、心より感謝申し上げます。 一方で、管理画面の操作性や設定の分かりづらさについては、ご不便をおかけしており申し訳ございません。 ご指摘のとおり、製品特性を正しく理解していただくことが、より効果的な運用につながると私たちも考えております。現在、運用ガイドや業種別の活用事例など、実際の現場で役立つドキュメントの拡充を進めており、今後さらに分かりやすくお使いいただけるよう改善してまいります。 セキュリティ対策において、技術面のみならず「人の慣れ」や「ヒューマンエラー」への備えがますます重要となる中、「FinalCode」の導入が費用対効果の高い施策であるとご評価いただけたことは、私たちにとって何よりの励みです。 また、「Box」との連携についてもご注目いただきありがとうございます。クラウドストレージとの連携活用は、今後の製品価値をさらに高める重要な軸と捉えております。 今後とも、お客様にとって安心してお使いいただける製品を目指して、改善と進化を続けてまいります。 何かご不明点やご要望がございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。 引き続き、「FinalCode」をどうぞよろしくお願いいたします。