非公開ユーザー
ソフトウェア・SI|営業・販売・サービス職|50-100人未満|ユーザー(利用者)
顧客の温度感を事前に把握することで、戦略的な営業が可能になる
良いポイント
エンタープライズ向けSaaSの営業をしています。検討期間が長くて、決裁に何部署も絡むタイプの商材です。GRiXを使い始めて何が変わったかというと、資料を送ったあとに「で、今どうなってるんだろう」と想像するだけの時間がなくなりました。
AIチャットは、正直に言うと導入前はまったく期待していませんでした。この手の機能はだいたい定型文しか返してこないからです。ところが自社の資料を読み込ませて使ってみたら回答がかなり的確で、資料のどのあたりに書いてあるかまで踏まえて答えてくれます。関連資料のレコメンドもズレません。こちらが動いていない夜間や週末に顧客の理解が進んでいるので、翌朝の商談の入り方が変わりました。ここは完全に想定外で、一番良かった部分かもしれません。
あとは資料の渡し方です。添付ファイルを送りつけるのではなく、顧客が自分のペースで見に来られる形になっているので、社内で共有されやすい。UIについては特に説明しなくてもメンバーが使い始めたので、定着に苦労した記憶がないです。ログはSalesforceに流していて、インサイドセールスやマーケとも同じ画面を見て話せています。
改善してほしいポイント
不満という意味では、今のところあまりないです。日々の営業で困っている場面が思い当たらないので、代わりに、ロードマップに載っている機能について書きます。早く来てほしいものばかりです。
ダッシュボードを自分の見たい形に組み替えて保存できるようになると助かります。担当別、資料別、期間別など。週次のパイプラインレビューにそのまま出せるので、これは待っています。
通知条件ももう少し細かく指定できると嬉しいです。例えば、何秒以上見たら通知、同じ会社で2人目が見たら通知、くらいの粒度。今は運用ルールで補えているので困ってはいませんが、ツール側で完結するならその方が楽です。
あと、Salesforceから資料のURLをそのまま発行できるようにする話も伺いました。個人的には一番期待しているのがこれで、営業の動線が全部つながります。
要するに、足りないから直してほしいという話ではなく、すでに効いているのでその先をもっと早く見たい、という要望です。アップデートの頻度は速い印象なので、楽しみにしています。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
資料を渡したあと、社内でどう検討されているかが見えない。B2B営業で一番のブラックボックスはここだと思っています。MAのスコアだと開封やサイト訪問くらいしか取れないので、実際に資料が上の人に回ったのかは分かりません。GRiXは資料そのものをどこまで読んだかが分かるので、温度感というより検討がどこまで進んだかが読めます。
AIチャットが顧客の疑問をその場で片付けてくれるので、こちらが動く前に話が進んでいるケースも増えました。追いかけなくていい案件が分かるようになったのが一番大きくて、浮いた時間を勝てそうな案件に寄せています。
一番の効果は、営業が動いていない時間に顧客の検討が進むことです。以前は質問を受けてから回答するまでに半日以上空き、その間に熱が冷める案件がありました。今は資料を見ている最中に疑問が解消されるので、翌朝に連絡した時点で相手の理解が一段進んでいます。精度も想像より高く、読み込ませた自社資料のどこに何が書いてあるかまで踏まえて答えるため、内容として使えます。関連資料のレコメンドもずれません。注意点は、回答の質が資料の作り込みに左右されることです。最初に古い資料を差し替える手間はかかりました。価格などの個別条件は人が対応するという線引きだけ決めています。人を増やさずに一次回答の遅れを解消できたのが大きいです。
導入している拡張機能
連携して利用中のツール