Hubbleの評判を全14件のユーザーレビュー・口コミで紹介
シンプルな操作性と高い拡張性が魅力
良いポイント
1.契約書の編集に特化した製品のため、契約書を取り扱いやすい
フォルダに保存、バージョンごとに名称を付けて、案件を記録して、といったレビュー時に付帯する作業が、Hubbleにアップロードするだけで殆ど済み、シンプルなUIや操作性で面倒さも感じないため、導入もスムーズにでき、体感的には8割くらいの時間が削減できるように感じています。2.拡張性のあるドキュメントリスト機能で、案件管理を行いやすい
どの取引先との、どのような契約で、現在誰が抱えていて、回答に何日かかったか、誰がどのくらいの業務負荷か、といったことが一覧で表示でき、それらのcsv出力も可能なため様々なことに使えます。3.課金体系がユーザー数基準なので、遠慮なくデータをアップロードできる
アップロードしたデータ量の従量制で課金されると、アップロードするデータの選別をする必要が出てきますが、それが無いので気軽にHubbleに保存できます。4.頻繁にアップデートがある
製品自体の良いポイントではありませんが、頻繁に機能改善があり、また問い合わせ時や不具合時のサポートチームの皆様の対応も早いように思います。改善してほしいポイント
全体的には、検索機能の使用時やドキュメントへアクセスする時の動作スピードくらいです。
細かいところでは、吹き出しコメント(ワードの校閲機能から付けるコメント)を削除しても、Hubble上で差分表示されると削除されたコメントまで画面上に表示されてしまうため、少し見づらくなる点は使いづらさを感じます。どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
1.最大の課題解決となったのはナレッジマネジメントがスムーズに行えるようになった部分のように感じています。
以前は「●●検討」「●●最終版2」などと付いた謎のファイルがフォルダに残されているのみで難儀することもありましたが、メンションなしコメントや添付機能を活用し、交渉経緯や当時の社内・部内の検討過程、改版履歴を簡単に記録し、契約書と一本化して保存できるため、担当者の変更があっても過去案件の検索や把握が楽になっています。
こういった特性から、法的相談や係争対応時の対応履歴、各種マニュアルといった契約書以外の事項も記録するような使い方をしています。2.以前は契約レビューの関係者に対して連絡するにも、過去のメールを探して、添付ファイルを付けてといった作業がありましたが、Hubbleユーザーであれば契約書に紐づけてコメントを送信でき、その内容も記録されるため、契約レビューの際のコミュニケーションがスムーズになりました。
3.データ保存や期限管理のチェックといった単純な事務作業に費やす時間と、その作業の抜け漏れを大幅に削減できました。
検討者へお勧めするポイント
契約レビューそのものを知識面から助けてくれるツールではありませんが、起案~締結~契約終了までの契約ライフサイクルのマネジメントに課題感があれば導入をお勧めできます。
またドキュメントリストは案件管理のうえで非常に有用ではあるものの、ドキュメントリストの項目を自社ニーズに合わせてアレンジしていかないと、ただの一覧表になってしまうので注意が必要なように思います。
