IBM MQの製品情報(特徴・導入事例)

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IBM MQは、安全かつ効果的にアプリケーション間で情報を送信することができる、実績あるエンタープライズ・レベルのメッセージング機能を提供します。IBM MQ は、あらゆるタイプのデータをメッセージとして転送できるため、企業は柔軟で再利用可能なアーキテクチャーを構築できます。 幅広いコンピューティング・プラットフォーム、アプリケーション、Web サービス、通信プロトコルと連携して、セキュリティーに富んだメッセージ配信を行います。 IBM MQ により、組織内外のメッセージとデータのフローに可視性と制御をもたらす通信層を実現できます。IBM MQ には、以下の利点があります。無料評価版もご用意しています。
・メインフレームからモバイルにまで対応できる汎用的なメッセージング統合により、動的な異機種混合環境に単一の堅固なメッセージング・バックボーンを提供します。
・セキュリティーに富んだ機能を使用してメッセージを配信するため、監査可能な結果が生成されます。
・ハイパフォーマンス・メッセージ・トランスポートにより、データ配信の速度と信頼性を向上させます。
・メッセージ管理を簡素化し、複雑なツールの使用に要する時間を短縮する管理機能を備えています。
・オープン・スタンダードの開発ツールにより、拡張性とビジネスの拡大をサポートします。

IBM MQの画像・関連イメージ

IBM MQ 概要

ITreviewによるIBM MQ紹介

IBM MQとは、日本アイ・ビー・エム株式会社が提供しているデータ連携ツール製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は4.7となっており、レビューの投稿数は2件となっています。

IBM MQの満足度、評価について

IBM MQのITreviewユーザーの満足度は現在4.7となっており、同じデータ連携ツールのカテゴリーに所属する製品では4位、となっています。

バッジ 満足度 大企業 中堅企業 中小企業
- 4.7 4.0 5.0 -
レーダーチャート 価格 使いやすさ サポート品質 導入のしやすさ 機能への満足度 管理のしやすさ
3.2 4.2 5.0 5.0 5.0 5.0

※ 2025年10月08日時点の集計結果です

IBM MQの機能一覧

IBM MQは、データ連携ツールの製品として、以下の機能を搭載しています。

  • アダプター連携

    一般的なアプリケーションや企業内/企業間の様々なシステムとの連携が可能

  • アダプター作成

    独自システムと連携させるためのアダプターの作成が可能

  • ファイル連携

    指定したファイルの入出力、フォルダ内ファイル監視機能によるデータ連携を行う

  • データの変換/クレンジング

    データフォーマットや文字コードの変換や標準化、整理などを行い、データの共有、活用を容易にする

  • トリガー起動

    ファイル監視、スケジュール実行などのトリガーを使ったデータ連携が可能

  • Web API連携

    Web APIを介したクラウドサービスとのデータ連携、JSON形式のデータ変換が可能

  • セキュアなデータ連携

    エンドポイント間のデータ通信の暗号化、保管データの暗号化など情報漏えいを防ぐセキュアなデータ交換が可能

  • ユーザ管理

    ユーザ単位で利用権限/利用範囲/パスワードの有効期間の指定等細やかな設定が可能

  • 安定的な稼働

    プロセスの2重化やシステムの分散配置、クラスタ構成など可用性の高いシステム構築が可能

IBM MQを導入して得られた効果やメリット

ツールは導入するだけでなく、その後どんな影響があったのかが一番重要となります。 では、IBM MQを導入することでどんな効果や、メリットがあるのでしょうか?実際に投稿されたレビューからその一部をご紹介します。

    松岡 颯人

    株式会社トインクス|情報通信・インターネット|保守・運用管理|300-1000人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ トライアル

    企業所属 確認済
    投稿日:

    ピアツーピアで確実な情報伝達ができ、とても信頼してます

    データ連携ツールで利用

    良いポイント

    優れている点・好きな機能
    ・宛先のシステムと直接通信していない点

    その理由
    ・宛先システムの稼働状況を意識せずにトランザクションの作成ができるため
    停電情報を管理するシステム家にて迅速に停電箇所の情報を送らねばならない際に、他の処理を待たずとも通信ができる点はとても良いと感じている

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    非公開ユーザー

    アクセンチュア株式会社|ソフトウェア・SI|ITコンサルタント|1000人以上|IT管理者|契約タイプ 有償利用

    企業所属 確認済
    投稿日:

    ETL・データ伝送において王道の最適ツール(費用対効果高い)

    その他 開発で利用

    良いポイント

    ファイル伝送するサーバが大多数あるときに、IBM MQによる集中管理・統合管理が一元的かつ容易に可能です。
    いわゆるHULFTやPowerCenterなどもファイル伝送・ETL連携において良く名前が挙がるIF系ミドルウェアですが、IBM MQはHULFTとは違いクライアントレスで対応が可能(ファイル転送元や先にエージェント類を入れる必要なし)ですし、PowerCenterよりも分かりやすいです(PowerCenterはファイル伝送というよりETL要素が強いので必然的にMQよりも分かり難いものではありますが)。
    IBM MQでは、MQクライアントは必須ではなく、MQサーバにアクセスさえできればMQサーバのMQチャネルを介して、ファイルやデータ伝送が可能になり、MQのキューマネージャ・チャネル等の設定を見るだけで、他システム間連携が管理しやすく、かつキューの遅延やパフォーマンス状況等も一元的に管理しやすい点が非常に良いポイントです。

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