非公開ユーザー
ソフトウェア・SI|システム分析・設計|100-300人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
有償ならではのきめ細かなサポートと便利機能
プロジェクト管理ツールで利用
良いポイント
社内の工数管理や製品の機能追加等の進捗管理としてRedmineを利用していますが、特に進捗管理においてはガントチャートやレポート機能が必要となる一方、無料のプラグインでは描画能力に限界があり、OSSという性質状サポート切れや自己解決できないと厳しい面がありました。
また、上層部や経営層、弊社の製品を利用されるユーザー様に対し、バグ対応状況や機能追加状況を説明する際、ビジュアルとして分かりやすい形式を求められる事が多く、既存のRedmineではなかなか実現が難しいところでした。
Lychee Redmine はこの辺りの解決策として非常に優れており、特にガントチャートの出力・描画がスムーズかつ分かりやすいです。
操作は直感的でありながら従来のRedmine機能を侵すことがなく、特にプロジェクト管理や進捗管理にRedmineを重用している程威力を発揮します。
また、国内製品という事で非常に丁寧かつ迅速な対応をしていただいており、こまめなバージョンアップ、実情に応じたアドバイスやサポートを受けられるなど、対応にも満足しています。
改善してほしいポイント
・最新版のRedmineに対応するまでのスパンが少し長い。
2021年8月時点で、Ruby 2.7に非対応でした。Lychee-RedmineもRedmineと同じフレームワークを使用しているので仕方ないとは思いますが、環境によっては展開できない可能性もあります。
・機能を使えるユーザーが制限できる機能が欲しい。
Redmineに登録されているユーザー数に応じた課金であり、それはそれで良いのですが、一般社員はそもそも存在すら知らないという事も多々あります。そういったユーザーは使う事がありませんので、オミットできる機能あれば尚良いのではないかとおもいます。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
・ガントチャート機能により、現在のプロジェクト進捗が視覚的に分かりやすくなった。
特に重宝している機能であり、これまでExcelで手作業あるいは具体的な項目の省略で対応していたものが、具体的なチケットを一気にぶら下げてガントチャートに表示する事で、ボトルネックの原因調査が早くなり、対応順序の変更などがフレキシブルになりました。
特に手作業で行っていた進捗状況の資料作成がほぼ無くなり、さらに見やすい形式と可用性(Redmineを参照できるなら何時でも見られる)の向上によって、部署内におけるプロジェクト進捗管理や、製品の納品進捗管理、経営陣に対するプロジェクト進捗状況の説明では常に最新の情報に基づいて出来る事から、次の対応を取りやすくなったと思います。
ガントチャートは無料プラグインあるいはデフォルト機能でもありますが、描画能力や動作速度はLychee Redmineの比ではありません。
検討者へお勧めするポイント
国産の有償Redmineプラグインでは最右翼。
特にガントチャートやレポート機能が欲しい場合はうってつけだと思います。