依頼した業務・支援内容について具体的に記載ください
EDRおよびMDRサービスを導入して1年が経過した後、能動的抑止制御(XR-Extended Response)を適用していただく運用に切り替えました。
サイバーリーズンのXRは脅威度の高い検知をした場合に、サイバーリーズン側にて自動でプロセスの終了やマシンのネットワーク隔離を実施してもらいます。
自動脅威度スコアリングによる自動判定によるプロセスの終了やマシンのネットワーク隔離措置の後に、アナリストによる分析に基づく追加の措置が講じられます。
良いポイント
こちら側(客側)の許可を待たずにサイバーリーズン側の判断で措置が講じられるため、夜間や長期連休中など社員が対応できない時間帯であっても、被害の拡大を防ぐことができます。
MDRサービスを導入済みであれば、XRの適用自体には追加料金は発生しませんでした。
除外端末を指定することで、誤検知のリスクが高い端末や停止による業務影響の大きい端末のプロセスの終了やマシンのネットワーク隔離をこちら側の許可を待ってから実施してもらうことができます。
注意点として、EDRおよびMDRサービスを導入直後は誤検知・過検知のリスクが高いため、導入後ある程度の期間を待って様子を見てからXRを適用するとよいでしょう。
XRの適用、運用の切り替え自体はこちら側(客側)が許可さえすれば素早く完了できるのもよいポイントです。
改善ポイント
除外端末の指定はサイバーリーズンにリストを送り、サイバーリーズン側にて作業してもらう必要があります。
管理画面から自分で除外端末の指定や確認できるようになればなおよいかと思います。