吉田 陽一
フリーランス|放送・出版・マスコミ|デザイン・クリエイティブ職|20人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
スピード感のある提案を実現するプレゼンツール
プレゼンテーションで利用
良いポイント
PowerPointの優れている点としては、Microsoft Office製品として、多くの企業が利用している製品であり業界内で広く活用され、かつ長期に渡って提供されている製品であるということです。
これにより普及しているソフトウェアであるため、多くの場合、職場などでだれかしらPowerPoint使用経験者がいて、それによりソフトウェアの習熟に関する教育コストが比較的低く済む可能性が高いと考えられます。
また、長期間提供されているソフトウェアであるため、過去に作成した企画書・提案書のライブラリ的に再利用することも可能という利点があります。
さらにクリップアートなども比較的充実しているため、著作権や費用で心配せずにプレゼンテーション資料を作成できるのもメリットです。
改善してほしいポイント
アクセシビリティチェックの機能の拡充・強化を実現して欲しいと考えています。
理由として現状ではPowerPointデータのアクセシビリティチェックを行った場合、代替テキストの指定などはサジェストしてくれます。しかし、色弱・色盲に対応したカラーユニバーサルデザインに適合した配色を明示してくれないため、自分で調べて指定しなければなりません。ぜひアクセシビリティチェックについて一層の拡充・強化を検討してほしいと思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
仕事柄、プレゼンテーションや提案の機会が多いのですが、紙媒体のみで打ち合わせに臨んだ場合、提案書記載の数字の変更を要望された場合、持ち帰って再提案などと時間が掛かるのが課題でしたが、PowerPointとタブレットPCを併用し打ち合わせをスピード感を持って進めることができました。
このような要望が打ち合わせで出た場合、紙の資料のみの場合は持ち帰って再提出というパターンになりがちです。その打ち合わせでは、提案相手から提案書記載の数値のシミュレーションについて、より異なった条件も見たいという要請がありました。そこでタブレットPCに入れたPowerPointとExcelの連携機能を利用、その場で数値を修正しシミュレーション結果を表とグラフで見せ、スピード感や納得感のある進め方ができたことがあります。
検討者へお勧めするポイント
PowerPointでのプレゼンテーションは、WrodやExcelで作った資料よりも表現力などでより直感的・印象的なデザインが可能になります。