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予定表とTeams連携で、人事の属人化とタスク漏れを完全防止
良いポイント
Outlookといえばメールソフトですが、私が最も評価しているのは「予定表」と「定期的なアイテム」の機能です。人事部門では、数年間にわたる出向社員の調整給の支給や、社員紹介制度(リファラル採用)における数ヶ月後のインセンティブ支給など、長期間にまたがるタスクが多く存在します。これらは担当者の頭の中や個人のメモに頼ると、異動や退職時に確実に取り漏れが発生します。
そこで、Teamsに紐づけたOneNoteに「何年何月にこの支給がある」といった月次の予定や議事メモを記載し、Outlookの予定表から「毎月1日」に定期的な予定としてチーム全員にそのOneNoteのリンクが飛ぶように設定しました。この仕組みにより、担当者が変わっても確実にタスクが引き継がれる土台ができました。
改善してほしいポイント
世間的なイメージもそうですが、やはりアイコンのデザインも含めて「メールを送受信するためのソフト」という色合いが強すぎると感じています。今のビジネス環境では生産性向上が強く求められており、個人的にはメール機能以上に、スケジュールやタスクを管理し、チームの業務をコントロールする「仕事の管理ツール」としての側面が重要だと思っています。もっと予定表やタスク管理の機能を前面に押し出した見せ方や、UIのアップデートがあっても良いのではないでしょうか。
また、些細な点ではありますが、長年使い慣れた人間からすると、見た目は最新のUIよりも昔ながらの「クラシックバージョン」の方が落ち着いて作業に集中できるため、このクラシック表示のオプションはずっと残しておいてほしいと切に願っています。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
最大のメリットは、長期間にわたる人事タスクの「属人化の解消」と「情報の取りこぼし防止」を完全に実現できたことです。数年後に発生する調整給の終了タイミングなどを個人のカレンダーや頭の中で管理していると、その担当者がいなくなった瞬間に会社として払い続けるという恐ろしい事態になりかねません。
Outlookの定期的な予定機能を使って毎月月初にOneNoteのリンクをチーム全体に強制的にアナウンスする仕組みを作ったことで、情報が個人の間で流れ去ってしまうリスクを根絶できました。「毎月1日に飛んでくるリンクを見れば、その月にやるべき過去からの引き継ぎ事項がすべてわかる」という状態を作れたのは、人事部門のリスク管理において非常に大きな恩恵です。
検討者へお勧めするポイント
単なるメールソフトとしてしか使っていないのであれば、非常にもったいないです。特に人事や総務など、数ヶ月後や数年後に必ずやらなければならない定例業務や、期限付きのタスクを抱えている部門には「予定表」の活用を強くお勧めします。
TeamsやOneNoteといった他のMicrosoft製品と連携させ、Outlookの予定表を「チーム全体への自動リマインダー」として使うことで、担当者の退職や異動に左右されない強固な業務管理システムが構築できます。メールの送受信という枠を取り払い、「未来のタスクを確実にチームに知らせるための管理ツール」という視点で使い倒してみると、業務の属人化を防ぐ強力な武器になるはずです。