非公開ユーザー
電気・電子機器|その他専門職|1000人以上|IT管理者|契約タイプ 有償利用
MNTSQ案件管理
良いポイント
最初にデータベース、後に案件管理を利用開始。
データベースは、やや粗い画像PDFの中の文字まで、法務関連文書として自動補正したうえで検索できるのがすごい。案件管理と連携し、案件処理をしていくたびに再活用可能な知恵が蓄積していくのも助かる。
案件管理は、インターフェースがわかりやすく、案件フォームの設計が事業に合わせて柔軟に行えるのもよい。導入時は、大規模部門でメールからの一斉切り替えを実施しても、大きな混乱なく進めることができた。
導入時だけでなく通常の利用中もMNTSQのコンサルタントが定例ミーティングを続けてくれるサポート体制もありがたい。
おまけで言うと、落ち着いた色合いでまとめた画面構成も、多くの文書を見る法務担当としてはノイズが少なくて好ましい。
改善してほしいポイント
案件管理のコメントにリンクを貼りたいときに、URLをそのまま貼らないとリンクにならないのはやや不便。(コメント欄のリッチテキスト対応は進行中と聞いている)
依頼部門ごとに案件数の集計、契約書種類の傾向、短納期依頼の比率など、業務改善につながる分析系のツールを、ある程度自分が見たいようにデータを組み合わせて表示できる機能拡張を期待。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
データベースは、共有サーバーや社内サイトにはあるが活用できなかった資料を、断片的な言葉から素早く見つけ出して再活用でき、当初の導入目的であった人が入れ替わる時代の知恵の継承に貢献している。
案件管理では、案件の相談回答経緯が見えやすくなり、依頼者・法務担当双方にとってメリットがあった。
法務部門内の案件共有により、引継ぎ対応が格段に容易になった。
これらの特徴は、特に入社者や受入出向者を迎えるシーンで、当社流の考え方・回答の仕方を早期に身に着けてもらえることに大いに役立っている。
検討者へお勧めするポイント
他のCLMとの違いは、MNTSQ CLMが「データベース」から出発していて、「我が社の知恵」を蓄積・活用することに力を注いできたことです。法務プロセス改善や契約レビューでは優れた製品が他にもあるかもしれませんが、MNTSQ CLMの特徴が自社ニーズにマッチしている場合はお勧めです。