非公開ユーザー
通信販売|プロジェクトマネージャ|50-100人未満|導入決定者|契約タイプ 有償利用
SaaSライセンス管理としては秀逸だがそれ以上ではない
SaaS管理ツールで利用
良いポイント
優れている点・好きな機能
1. シャドーITを検知する機能
2. SaaS利用ライセンスの請求情報を自動で取り込んで見える化する機能
3. 各SaaSごとに一定期間利用がないアカウントをアラート上げてくれる機能
その理由
1. 会社としては、それぞれ多様な経験を持つ従業員が以前の会社で使っていたツールや様々なSaaS積極的に試してより良い業務プロセスを構築することを奨励しているものの、怪しいツールの利用や類似のSaaS利用が乱立することを極力避けたい。そんなニーズに対して、会社のアカウントを利用したSaaSへのログインを検知してリストしてくれる機能のおかげで情シス部門としては状況をモニタリングしてアプローチすることが可能になる。
2. こちらの機能はまだリリースされた手で発展途上と見受けられる出来栄えではあるが、今後のSaaS管理において極めて重要な機能だと感じている。費用対効果を出しにくい領域ではあるが、少なくとも予算を立てるための参考としての数字を得ることができるようになる。
3. 上記#2と相まって、ライセンス費用を最適化するための手がかりとなるためとても助かっている。
改善してほしいポイント
SaaS管理に特化しているツールではあるが、情シス部門としてはこれだけでは完結できないため、企業の従業員のメインアカウントのプロビジョニングからライフサイクル全体を管理できるようなツールになってほしい。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
1. ライセンス費用の最適化・情報セキュリティリスクの低減
SaaSごとに一定期間利用していないアカウントをリストしてくれる機能のおかげで不要なSaaSアカウントのライセンスを整理することができた。ライセンスコストの節約にもなるし、不要なアカウントを放置することは不要なセキュリティリスクを招いてしまいかねないのでその点でも助かっている。
2. 情シスが把握していないSaaS利用を検知し、既存SaaSとの比較検討により社内統一ツールの策定/乗り換えの参考情報の収集
まだ会社のフェーズとしてさまざまなSaaSを各チームや個人が試したものを持ち寄ってより効率的に業務を遂行できる環境を整えることが重要である。しかしながら情シスチームとして誰がどこでどの新しいSaaSの利用を試したか、という点は把握しておきたいし、どこかのタイミングでそのSaaSの社内利用者が爆発的に増えたりすることもあり得る。
そういったシャドーSaaSの利用を検知してくれる機能が備えられていて、情シスチームとしてはある程度リアクティブながら利用者へのアプローチを行うことができるようになった。
検討者へお勧めするポイント
ラスクルのJosysにはマネーフォワード IT管理クラウドにはない機能が実装されていて魅力的なのだが、SaaS管理機能においてはマネーフォワード IT管理クラウドが圧倒的に優れていて、どちらかに集約することができず、どちらも中途半端に感じてしまう。
SaaSのアカウント管理だけで良いのであればマネーフォワード IT管理クラウド一択ではないかと思う。
連携して利用中のツール
非公開ユーザー
通信販売|プロジェクトマネージャ|50-100人未満
本レビュー投稿者です。 最近機能追加されたMF会計その他請求/支払い管理SaaSと連携をしてSaaSへの支払額を自動取得することでSaaSへの支払い状況が見える化されるようになり一つSaaSアカウント管理としての機能がレベルアップした感があります。