非公開ユーザー
会計、税務、法務、労務|その他一般職|100-300人未満|ビジネスパートナー|契約タイプ 有償利用
自由度の高いクラウドERP
ERPパッケージで利用
良いポイント
優れている点・好きな機能
①クラウド・多言語なので国をまたいでリアルタイムで帳票の提供が可能
②財務諸表の出力設定の自由度が高い
③開発に積極的
その理由
①クラウド型のため、仕訳を取り込めばすぐに確認ができるうえ、多言語対応しているので、特に追加で作業をする必要なく日本語で取り込んだデータを英語で海外の人に確認いただけるため、業務上便利。
②財務諸表の設定時に勘定科目の集計、非表示、表示言語など細かくカスタマイズが可能で、かつ、複数種類の財務諸表マスタを持たせることができるため、本社報告用・現地確認用などニーズに合わせた財務諸表を設定できる。また、勘定科目の設定時に科目分類(流動資産など)を設定することで標準的な財務諸表は簡単に出力が出来るようなアップデートがあり、カスタマイズもとても楽になった。
③機能のアップデートがかなり頻繁的に行われており、最近導入されたマネジメントコクピット機能のような大きな追加もあれば、財務諸表設定の自動作成機能のようなちょうどいい改善までかなり速いペースで色々と追加されており、現状どんどんと便利になっているように感じるため、今後のアップデートにも期待が持てる。
改善してほしいポイント
欲しい機能・分かりづらい点
・国別要件への対応
・マニュアルの充実
・仮伝票の試算表などでの確認機能
その理由
・国によって会計基準や税法が異なる中、国別の税務申告の要件として会計ソフト等には求められる要件があることがあるが、そちらへの対応はタイ以外の国はまだ少ないように感じる。こちらへの対応があるとさらにERPソフトとしての利便性は高くなると思う。
・マニュアルの類は用意されているが、少し簡潔(システム的?)でエンドユーザー的には少しわかりずらいもののように感じる。マニュアルの場所への誘導やマニュアル自体のユーザービリティが高くなるとさらに利用しやすくなると思う。
・仮伝票の機能はあるが、現状では仕訳レベルでしか確認ができない。仮伝票を反映した後の試算表まで確認できると承認がしやすくなると思う。現状、仮伝票以外は仕訳の削除ができない(反対仕訳作成となるので1伝票ごとの作業になり煩雑なことも多い)ため、仮伝票関係の機能が使いやすくなると入力間違い防止にもなっていいと思う。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
・海外拠点と日本側での試算表管理でお困りのケースに対応できました。
→海外のローカルスタッフが仕訳作成等で試算表を作成したのち、本社報告用の資料を作成してから共有するという手順で管理をされていたところ、コロナの影響もあり試算表の作成に大きな遅れ(半年遅れなど)が生じ管理が難しくなっているケースに対して、マルチブック導入によって、クラウドかつ複数の財務諸表を作成することで本社用資料をわざわざ作成することもなくなり、リアルタイムで試算表の管理(毎月報告の体制)が出来るようになった。