人島 一郎
ヒトシステムズ合同会社|デザイン・製作|経営・経営企画職|20人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
昔馴染みの一本で必要十二分の機能が搭載されている
グラフィックデザインで利用
良いポイント
20世紀から、20年以上おなじプロダクト名で提供し続けてくれている。いつでもおなじ手に馴染む操作感があるので、ユーザーとしては信頼して使い続けることができる。バージョンアップも毎年おこなわれている。
いっぽうでかつてのPaintShopと比較すると、レタッチ用ソフトとしてゴミ消去やオブジェクト消去といった高度な機能が搭載されたので、一線で実用的に使うこともできる。
ライセンスフィーが定価では1万円を超えているが、実際にはアップグレードキャンペーンなどで半額以下で入手することも可能になっているのもうれしい。同様の機能をもつソフトとしてはきわめて安価な価格帯に入ると思っている。
改善してほしいポイント
だんだん動作が重くなっていく気がしているので、それだけは改善してほしい。とりわけ起動までにけっこうな時間がかかる。現状でもPhotoshopよりは速いし省メモリなので、高速性を売りにするともっと使われるようになると思う。
きちんと有償で利用しているにもかかわらず、タスクトレイで頻繁に広告通知が出るのがやや不快。せっかくのブランド名に傷がついてしまうので回数を減らすだけでも検討してほしい。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
フォトレタッチ・RAW現像の機能をアップデートに伴って充実してくれたため、高価なサブスクリプション型のフォトレタッチツールを契約しなくてもかなりの機能をカバーできるようになった。とりわけRAWからのHDR加工が手軽に実現できるようになっており、ダイナミックレンジが必要になったときなどに活躍している。サブスクリプションフィーを考えるとおおよそ月額1,000円くらいのコスト減につながっていると感じている。