良いポイント
① ユーザー登録をすることで担当作業ごとの権限を付与できる点
これにより誤作動による会計情報の書き換え防止や閲覧制限を設けることができた。
② API連携銀行口座情報の吸い出しが可能な点
取引ごとに科目・摘要文等の仕訳情報を登録することができ、ボタン一つで入出金仕訳を打ち込むことが可能となった。
③ PCA給与との連携が可能な点
同会社サービスのPCA給与で算出した人件費情報を、PCA会計へ橋渡しすることが可能。
これにより作業効率が改善し、誤記入率の改善、給与担当・経理担当のダブルチェック体制を取ることができている。
④ 他社ほどのスピード感はないものの、DX化に向けてのアップデートが増えてきた印象がある。
改善してほしいポイント
① 仕訳修正履歴を確認する画面が見づらい。
左右比較ができない・修正された箇所以外も赤の二重線で消込が表現されるため、どこをどう修正したのかがわからない。修正箇所だけハイライト表示してほしい。
② 銀行口座連携サービスの柔軟性が乏しい。
a.登録できる仕訳は1行仕訳のみ。部署按分などによる複数行仕訳の登録ができない。
b.一度登録した仕訳情報は削除できない。修正する場合は上書き保存するしかない。
とくにa.が痛く、取引によって自動登録する/しないがわかれると管理が煩雑となり、結局利用しないという選択肢が出てくる。口座連携の作業が割と面倒なことを考えると、現状本サービスは導入しない方が良い状態となっている。
会計システムとしては問題ないのに、かえってデメリットが目立つ形となって非常にもったいない印象
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
日常の経理業務で使用している。
入力補助機能などもあるが、基本的には①前月仕訳の複写、②CSV読込による登録によって仕訳を入力している。
このCSV読込は導入が少々面倒(ヘルプが充実していないためトライアンドエラーで導入した)なのがデメリットではあるが、外部計算ソフトへのデータ橋渡しとして読込・書出を何度も利用している。
検討者へお勧めするポイント
会計業務の必要十分を備えたソフトです。通常業務で不具合が起きたことはないため、ソフトとしての信頼性は高いものと思われます。