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電気・電子機器|その他の設計|1000人以上|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
名刺管理の常識を変え、社内の人脈を資産に変えるツール
良いポイント
これまでデスクのファイルでしか確認できなかった紙の名刺が、クラウド上でいつでもどこでも確認できるようになった点は、働き方を大きく変えてくれました。特に、アプローチしたい企業に対して、社内の誰が接点を持っているのかを瞬時に把握できるため、営業活動の初動が格段にスムーズになりました。
また、出張先で名刺交換をした際も、その場でスマートフォンから登録すれば、報告書作成時に正確な会社情報や担当者名をすぐに引用できます。個人のものであった名刺情報が、全社で共有できる「人脈資産」に変わったと実感しています。
改善してほしいポイント
導入と運用にあたり、いくつかハードルを感じました。まず、専用スキャナーの費用が比較的高価であるため、導入時の初期コストが課題となります。また、全社に利用を浸透させるまでに時間がかかりました。
特に注意が必要なのは、導入初期に部署内の大量の名刺を一気にスキャンすると、読み込み枚数に応じた費用が想定以上にかかってしまう点です。月々のスキャン枚数を管理しながら、計画的にデジタル化を進める必要があり、この点の管理コストがもう少し下がると、より多くの企業が導入しやすくなるのではないかと感じます。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
時間効率の向上に大きく貢献しました。外出先や在宅勤務中でも、スマートフォンから顧客の連絡先をすぐに確認できるため、「オフィスに戻らないと連絡先が分からない」という状況が完全になくなりました。
特にOutlookとの連携機能は非常に便利です。受信したメールアドレスからSansanに登録されている名刺情報を自動で表示してくれるため、わざわざ名刺を探すことなく、電話番号や役職、会社の住所などを確認できます。このシームレスな連携により、電話の発信や郵便物の発送準備といった日常業務の細かな手間が削減され、本来注力すべき業務に集中できる時間が増えました。