非公開ユーザー
その他小売・卸売|経営・経営企画職|20人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
レコメンドエンジンで利用
良いポイント
makeshopでアプリ導入。半年ほど使用しての感想です。
【料金面について】
makeshopでは「従量課金制」なので導入ハードルの低さは非常に魅力的だと感じました。初期費用や利用期間の縛りもないため、試しで2~3ケ月使ってみて適さなければやめることも容易です。
「総クリック数」に対して月額費用が算出されますが、よほどの流入とクリックが無い限り、初段費用内で運用できるのも嬉しい所。
【使ってみた感想】
各ページごとに最適化された「レコメンドコード」が初期で用意されているため、コード初心者でも扱い易かったです。商品詳細、カート、カテゴリなど、試したいページにコードに埋め込むだけで導入できました。アプリ画面側では、画像や文字バランスなどをコード調整できるのも良い点だと感じています。
makeshopの初期レコメンドは手動設定なので、どうしてもお客様ニーズに適さない所があり悩んでいましたが、さぶみっと!レコメンドにより、この点が大幅に改善されました。
【経由売上の計測】
当然のことながら、各レコメンドでの売上数値も正しく把握できるため、費用対効果の検証もでき安心して利用できています。
改善してほしいポイント
makeshopの構造上の問題なのか、カテゴリページへのレコメンドシステムがやや脆弱に感じています。
レコメンドシステム側が情報収集する箇所に制約があるため、細分化されたカテゴリに対してはあまり効果的に運用できませんでした。
AカテゴリならAカテゴリ内の最適化。BカテゴリならBカテゴリ内での最適化。が理想でしたが、どうしても大元の情報収集と表示形式に合わせなければならず、例えば、Aカテゴリページで「A/B/Cカテゴリの上記クリックアイテム」が表示されるなど関連性の低いアイテムも表示されているのが悩ましい点です。
これについては、makeshopのその他アプリケーションとの併用による弊害もあるようですが、独立して各カテゴリページごとに最適化されるシステム構築を期待したいです。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
私が導入した一番の理由として「広告ROASの最適化、転換率UP」があります。この点については、月を追うごとに精度が高まっていることから目標を十分に達成していると感じており、継続利用を前提に今も使用し続けています。
カテゴリ表示の課題については、別アプリケーションでの検索対策を行うことを検討しています。広告運用である程度のROAS最大値が見えてからはサイト内検索や導線の改善を重視しており、さぶみっと!レコメンドは初めに行った改善策の1つで上手くいった事例でした。
今後、よりmakeshopに適したアプリケーションへと成長することを期待しております。
検討者へお勧めするポイント
ある程度、流入数が見込めるようになり、転換率が思ったほど伸びないと悩んでいる方には試す価値のあるシステムだと思います。
静的なレコメンドシステムでは「自分が売りたい商品」を設定してしまいがちですが、お客様の求める商品と異なっていることが大多数であると思います。
比較検討については、システマチックに情報分析されているものを利用する方が、人的コストも下げることができ結果的に費用対効果の増大に繋がると思いますので、とりあえず一度、チャレンジしてみることを推奨いたします。