笠原 規男
株式会社ダイナモティヴ|ソフトウェア・SI|ITアーキテクト|20人未満|ビジネスパートナー
画面のセンスは良いけれど...
セルフサービスBIで利用
この製品・サービスの良いポイントは何でしょうか?
Tableauに限らず、セルフサービスBIとはいえ、本当にセルフサービスで使用するのは難しい。シェアトップのTableauなら、情報が入手しやすく、身近に詳しい人がいる可能性もあるので、無難な選択と言えるでしょう。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
クロス集計表の列幅が指定できない、列幅に収まらない文字列が折り返されず切り捨てられてしまう、などExcel文化に慣れていると、馴染めない仕様があり気になります。
それと、PowerBIはDesktop版が無償なのに対して、Tableau Desktopは、Tableau Serverとのセット販売しかないので、小規模導入の場合は割高に感じます。
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
営業企画でのレポーティングは専らExcelでしたが、元データがレポート作成者がローカルに持っているものだったりで、属人化していました。Tableau導入と同時にデータマートを構築し、データソースが会社として一元管理されるようになって、ガバナンスが強化されました。
検討者にお薦めするポイントがあれば記入ください
PowerBI、Qlick Senceとの比較検討になると思いますが、配色など、デフォルトでの図表のセンスは、Tableauがいちばんですね。ただ、Excelを使いこなしてきた人は、操作性が近いPowerBIのほうが馴染みやすく、またDesktopが無償であることもあり、PowerBIのほうをお勧めします。