Unityの製品情報(特徴・導入事例)

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 ゲームエンジンとして誕生した「Unity」はゲーム開発にとどまらず、CG・映画制作や自動車産業、建築・エンジニアリング・建設分野などでも幅広く活用されるインタラクティブコンテンツの統合開発環境となりました。プレビューボタン1つでコンテンツを確認できたり、他のどの開発エンジンよりも多くのプラットフォームをサポートするなど、クリエイターが効率よく表現力豊かにコンテンツ制作できる環境が整っています。ほぼ全ての機能が個人開発者に無料で開放されているので、「Unity」のさまざまなノウハウを世界中のユーザーと共有できるのも魅力の1つです。企業様の場合、「Unity」の有料版サブスクリプションをご利用ください。

Unityの運営担当からのメッセージ

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社

 柔軟かつハイクオリティーなグラフィックスを実現するレンダリングパイプラインと効率よく開発できるワークフローを持つリアルタイムエンジン「Unity」。ゲーム開発者だけでなく、さまざまなアプリケーションを開発するクリエイターに驚異的な可能性を提供します。

ITreviewによるUnity紹介

Unityとは、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社が提供しているIDE(統合開発環境)製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は4.2となっており、レビューの投稿数は24件となっています。

UnityのITreview最新受賞実績

※Grid Awardの受賞実績は「総合部門」での受賞結果のみ表示しています

Unityの満足度、評価について

UnityのITreviewユーザーの満足度は現在4.2となっており、同じIDE(統合開発環境)のカテゴリーに所属する製品では10位、となっています。

バッジ 満足度 大企業 中堅企業 中小企業
- 4.2 4.1 4.4 4.2
レーダーチャート 価格 使いやすさ サポート品質 導入のしやすさ 機能への満足度 管理のしやすさ
4.1 4.2 3.9 3.8 4.6 3.5

※ 2025年09月05日時点の集計結果です

Unityの機能一覧

Unityは、IDE(統合開発環境)の製品として、以下の機能を搭載しています。

  • ビルドツール

    ソースコードを独立したプログラムに変換する。複数のファイルで構成されたコードを正しい順序でコンパイルしリンクする

  • コンパイラ

    プログラム言語で書かれたソースコードを、コンピュータが直接的に実行できる機械語または中間言語に変換する

  • デバッガ

    対話的にプログラムを動作させたり、プログラムが使っている変数を表示させたりしながらデバッグを支援する

  • リンケージエディタ(リンカ)

    機械語または中間言語のプログラムの断片を結合し、実行可能なプログラムを生成する

  • テストツール

    プログラムが正しく動作しているかテストを実施し、モニタリングする

  • ナビゲータ

    コードファイルをソリューションやプロジェクトごとにまとめ、ソースコードの整理・管理をナビゲートする

  • エディタ

    コードの内容を表示し、コードの記述・編集、ボタンやテキストボックスを備えたウィンドウなどをデザインする

  • メッセージ

    デバッグ メッセージ、エラー メッセージ、コンパイラの警告、公開状態などのメッセージを通知する

  • 自動補完

    入力中の関数、変数、メソッド名を補完し、ソースコードの曖昧性を解消する

  • リファクタリング

     変数の名前をインテリジェントに変更したり、複数のコードを新しいメソッドに抽出したり、パラメータを並べ替えたりする

  • ソースコード管理

    ソースコードやソースコードのバージョン、設定用ファイル、アイコンといったリソースファイルなどをひとまとめにし、一括管理する

  • プラグイン

    IDEにさまざまな機能を追加・組み込む。Webアプリケーションサーバとの連携、各種プログラム言語のサポート、クラス図からコードを生成するUML、テストルール、レポートツールなどのプラグインがある

  • テストツール連携

    ソースコードからテストコードの自動生成、テストを実行するツールと連携して利用する

  • ビルドツール連携

    ソースコードの依存関係を担保しながらビルドを実行する外部ツールと連携して利用する

  • バージョン管理ツール連携

    CVS、Subversion、Gitなどのバージョン管理ツールと連携してソースコード管理を行う

Unityを導入して得られた効果やメリット

ツールは導入するだけでなく、その後どんな影響があったのかが一番重要となります。 では、Unityを導入することでどんな効果や、メリットがあるのでしょうか?実際に投稿されたレビューからその一部をご紹介します。

    松本 昌記

    松本 昌記

    カーギ・リナック合資会社|ソフトウェア・SI|社内情報システム(CIO・マネージャ)|20人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 無償利用

    企業所属 確認済 利用画像確認
    投稿日:

    環境がかなり整えられた

    IDE(統合開発環境)で利用

    良いポイント

    Unity自体の性能向上もさることながら、周辺環境の充実がかなり進んでいる。特にUnityアセットストアは使いやすい。アセットストア自体がUnityと連動しているので、購入したものを取り込むのが数回のクリックで可能なのは画期的。アセットの管理もしなくてよいのは嬉しい

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    非公開ユーザー

    ゴム製品|製造・生産技術|1000人以上|導入決定者|契約タイプ 有償利用

    企業所属 確認済 利用画像確認
    投稿日:

    XRアプリ制作で有用

    IDE(統合開発環境)で利用

    良いポイント

    使い方はVisualStudioを思えば、初心者にも分かりやすい。
    2020以降、XRアプリの共通化が進んだので、モバイルデバイスやHMD向けのVRやARのアプリを作る時に、ほぼUnityだけで操作でき、開発プラットフォームの切替えも比較的容易になった。

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    非公開ユーザー

    情報通信・インターネット|プログラミング・テスト|20人未満|ユーザー(利用者)

    企業所属 確認済
    投稿日:

    ゲーム開発の難易度を下げてくれたありがたい環境です。

    IDE(統合開発環境)で利用

    良いポイント

    デザイン(3Dモデルなど)やオディオなどの作業ができなくでもUnityアセットストアからダウンロード(無料、有料)してロジックだけに集中できます。
    またUnityからのサンプルプロジェクトやレッスンも多いのでそれを利用してゲーム開発の流れの理解ができます。
    ライセンスも売上がある程度発生されるまでは無料ですので初期費用もかからないのも良いです。
    ゲーム開発の初心者でもUnityを活用すればアイデアをすぐ具現できると思います。

    続きを開く
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