Vimの製品情報(特徴・導入事例)

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ITreviewによるVim紹介

 Vimとは、OSなど環境に左右されないマルチプラットフォームのエディタソフトです。CUIで動くことを前提としたツールで、動作が軽い点が特長です。全てのテキスト編集操作をキーボードのみで行えることから、編集速度を重視するプログラマーなどに支持されています。PCを利用する機会の多い企業で導入され、業界は多岐にわたります。

VimのITreview最新受賞実績

※Grid Awardの受賞実績は「総合部門」での受賞結果のみ表示しています

Vimの満足度、評価について

VimのITreviewユーザーの満足度は現在3.9となっており、同じエディタソフトのカテゴリーに所属する製品では16位、となっています。

バッジ 満足度 大企業 中堅企業 中小企業
image 3.9 3.6 4.3 3.9
レーダーチャート 価格 使いやすさ サポート品質 導入のしやすさ 機能への満足度 管理のしやすさ
4.9 3.7 3.2 4.1 4.4 3.6

※ 2025年09月03日時点の集計結果です

Vimの機能一覧

Vimは、エディタソフトの製品として、以下の機能を搭載しています。

  • 検索と置換

    特定の文字列を見つけたり、指定した文字列に置き換えたりできる

  • 構文の強調表示

    特定のアイテムまたはアイテムタイプを異なる色/フォントで表示することで、大量のコードを視覚的に簡単に解析できるようにする

  • オートコンプリート

    頻繁に使用するコードを手動で入力する時間を節約できるよう、一般的な関数や式などを自動補完する

  • コードの折り畳み

    コードの特定のセクションを非表示にすることで、膨大な行のコードを扱う場合に作業を行いやすくする

  • コンパイラ統合

    コンパイラを使用してソースコードをより使いやすいコードに変換し、編集して元に戻すことができる

  • クロスプラットフォームのサポート

    開発者が利用したいOS環境を用いたり、さまざまな開発者が共同作業を行えるように複数のプラットフォーム(UNIXなどを含む)をサポートする

  • 拡張性

    アドオンのライブラリなどを利用して機能を追加したり、カスタマイズを行える

  • 共同編集

    複数の開発者が異なるPCから同じファイルを同時に操作し、ノートの追加、チャット機能などの利用も行える

Vimを導入して得られた効果やメリット

ツールは導入するだけでなく、その後どんな影響があったのかが一番重要となります。 では、Vimを導入することでどんな効果や、メリットがあるのでしょうか?実際に投稿されたレビューからその一部をご紹介します。

    田川 健次

    田川 健次

    東洋経済新報社|情報通信・インターネット|社内情報システム(開発・運用管理)|1000人以上|ユーザー(利用者)|契約タイプ 無償利用

    企業所属 確認済 利用画像確認
    投稿日:

    全エンジニアが大好きな(?)カスタマイズ要素満載のエディタ

    エディタソフトで利用

    良いポイント

    カーソル移動やファイル検索といったプログラミングで常に行われる動作について、細やかなショートカット機能が用意されており、使いこなすことができるようになってからはプログラミングの高速化を実現することができました。カラーテーマも充実しており、好きなフォントカラーや背景カラーを設定しておくと、開発時の気分を高めることができます。

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    非公開ユーザー

    保険|営業・販売・サービス職|20人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 無償利用

    企業所属 確認済
    投稿日:

    軽量で、GUI画面無しに利用できる点が非常に便利

    エディタソフトで利用

    良いポイント

    Linuxでも利用でき便利なのですが、WindowsやMac等の他のOSでも利用できる点が良いと思います。学習コストを減らせるためです。また、プラグインが充実しており、自由にカスタマイズできる点や、操作方法に習熟すれば十字方向のボタンを利用せずとも、自在に文書を編集できる点が良いと思います。

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    非公開ユーザー

    ソフトウェア・SI|ITコンサルタント|1000人以上|ユーザー(利用者)|契約タイプ 無償利用

    企業所属 確認済 利用画像確認
    投稿日:

    Linux系インフラエンジニアには必須のツール

    エディタソフトで利用

    良いポイント

    Linuxで動作するテキストエディタには、emacsをはじめに最近勢いのあるVS Codeなど様々なものがありますが、私はVimを一番にお勧めします。
    その理由は何といっても、Linux系のディストリビューションであれば、標準(無償)で利用可能ということです。
    vim以外のエディタに慣れてしまうと、たまたま使ったマシンにその環境がインストールされていなかったために、ファイルの編集に苦労するということが多々あります。
    最近も普段emacsしか使っていない人が、vimしかインストールされていない環境で作業を余儀なくされ、手こずっているのを目の当たりにしました。
    好みは人によってそれぞれですが、vimを覚えておけばLinuxでの構築、保守で困ることはまずありません。本当にお勧めのエディタです。

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