VirtualBoxの製品情報(特徴・導入事例)

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ITreviewによるVirtualBox紹介

 VirtualBoxとは、Oracleが提供する x86 ベース・システム用のクロスプラットフォーム仮想化ソフトウェアです。Windows、Linux、Mac OS X、さらに Solaris x86 コンピュータにインストールができ、同じコンピュータ上で同時に複数の OS を実行する複数の仮想マシンを生成できます。例えば、Mac 上で Windows とLinux 、Windows PC 上で Linux と Solarisという組み合わせも可能です。Windows、Linux、Mac OS X、Solaris に対するオープンソースまたはビルド済みバイナリとして導入が可能です。

VirtualBoxのITreview最新受賞実績

  • Grid Award 2025 Summer VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaS部門
    Grid Award 2025 Summer VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaS部門 Leader (5年連続)
  • Grid Award 2024 Winter Mac向け仮想化ソフト部門
    Grid Award 2024 Winter Mac向け仮想化ソフト部門 Leader (3年連続)

※Grid Awardの受賞実績は「総合部門」での受賞結果のみ表示しています

VirtualBoxの満足度、評価について

VirtualBoxのITreviewユーザーの満足度は現在3.9となっており、同じVDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSのカテゴリーに所属する製品では10位、Mac向け仮想化ソフトのカテゴリーに所属する製品では2位、となっています。

バッジ 満足度 大企業 中堅企業 中小企業
image 3.9 3.9 3.8 4.0
レーダーチャート 価格 使いやすさ サポート品質 導入のしやすさ 機能への満足度 管理のしやすさ
4.5 3.9 3.3 4.0 4.3 3.8

※ 2025年09月22日時点の集計結果です

VirtualBoxの機能一覧

VirtualBoxは、VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSの製品として、以下の機能を搭載しています。

  • 仮想デスクトップの作成

    それぞれの仮想デスクトップを完全に独立した形で作成するフルクローン方式や、OSなどの共通部分を共有するリンククローン方式で仮想デスクトップを作成できる

  • 仮想デスクトップの割り当て

    ユーザーごとにそれぞれ固有の仮想デスクトップを割り当てる「専用割当方式」や、ログインした際に空いている仮想デスクトップを利用し割り当てる「流動割り当て方式」により、仮想デスクトップの割り当てが実現できる

  • リソースの割り当て

    CPUとメモリ、ディスクのリソースについて、想定される負荷に応じてサイジングを行い、リソース設定を施せる

  • 接続リース機能

    過去の接続履歴を管理サーバに保持し、万が一障害が発生してもユーザーが直近に利用していたデスクトップ環境を再現できる

VirtualBoxを導入して得られた効果やメリット

ツールは導入するだけでなく、その後どんな影響があったのかが一番重要となります。 では、VirtualBoxを導入することでどんな効果や、メリットがあるのでしょうか?実際に投稿されたレビューからその一部をご紹介します。

    非公開ユーザー

    パラシュート株式会社|広告・販促|社内情報システム(その他)|20-50人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 無償利用

    企業所属 確認済
    投稿日:

    ゲストOSありの仮想環境を無料で利用できるのがいい

    VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSで利用

    良いポイント

    OS ごと仮想化できるのが良い点だと思っています。
    あと、無料で使えるのがいいですね。

    仮想環境の構築を通じて、OS のインストールや初期設定の手順を実際に手を動かしながら確認できるのが魅力です。
    コンテナによる仮想化だと、OS 導入の部分を検証できない(自分の技術力では)ので、ゲスト OS 導入が必要なときは 無料で利用できる VirtualBox 一択になります。

    主に Ubuntu 環境の検証に使用しています。
    Linux 用アプリを導入するだけなら Windows の WSL2 を利用すればよいのですが、仮想環境だとトラブった時に再構築すればどうにかなるので、ゲスト OS 環境を活用するようにしています。
    導入直後の正常に動いている状態のスナップショットを保存しておけば、環境設定をしくじっても巻き戻せるので助かっています。

    低スペックマシンだと、仮想マシンを起動するとリソース不足になり使い物にならないこともありますが、Windows 11 で core i5 (11世代) + メモリ 16GB環境で、それなりに動いています。

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    非公開ユーザー

    株式会社パスコ|ソフトウェア・SI|開発|1000人以上|ユーザー(利用者)|契約タイプ 無償利用

    企業所属 確認済 利用画像確認
    投稿日:

    手っ取り早く仮想環境が使える

    VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSで利用

    良いポイント

    初回だけ利用したい仮想環境の割り当てスペック等を設定するものの、
    以降は起動してすぐに仮想環境が利用でき非常に便利です。
    類似の他製品もいくつか利用したことがあり、基本的な部分に大差はないと思いますが
    利用規約等も含めて現在はこちらに落ち着きました。

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    非公開ユーザー

    ソフトウェア・SI|ITコンサルタント|1000人以上|ユーザー(利用者)|契約タイプ 無償利用

    企業所属 確認済 利用画像確認
    投稿日:

    OSのインストールテストに使用

    VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSで利用

    良いポイント

    仕事柄、サーバOSのセットアップを行う機会がたくさんあります。
    本番サーバのセットアップを行う前に、手順の確認、手順書の作成に使用することが多いです。
    仮想サーバをセットアップするにあたり、仮想サーバで使用するメモリサイズの指定、仮想ディスクの指定等柔軟にできるため、実際に仮想サーバを構築するPC等にあまり余裕がなくても環境に合わせて作成することが可能です。

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