小嶋 健弘
システム・ワン株式会社|電気・電子機器|社内情報システム(開発・運用管理)|20-50人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 無償利用
2021年のコーディングのお伴として最善の選択肢
エディタソフトで利用
良いポイント
強力なカスタマイズ性と軽快さを同時にそなえているところ。
正確な言語パーズ能力と強調表示、幅広い拡張機能への対応で、
プログラミングやバックエンド管理はもちろん、さまざまな開発に応用できる。
これまでのElectronベースのエディタではそういう強力さを備えていても
非常に重いことが多かったが、日に日に軽快に動作するように改善されていっているところがよい。
まあメモリ24~32GBは必要だが、開発にはもともとそれくらいは必要なので…。
改善してほしいポイント
それほど不満はない。
毎月定例でバージョンアップして機能を追加していってくれるのはうれしいが、
毎回どことなくズレた改善をして→ブラッシュアップ…という繰り返しになっているのがもどかしい。
たとえば最近のバージョンアップでは単一のファイルペインを分割表示できるようになったが、
なぜか左右にしか分割できない…。
この機能はふつう縦に分割したくなるものだと思うのだが…。
あまり焦って機能追加しなくてよいので、じっくりとコードの改善に取り組んでほしい。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
社員間で異なるOSを使用することが多いなか標準エディタを策定するというのが夢だったが、
VSCodeでようやくその夢を実現することができた。
従来だとどうしても一部の初級者の意見を押し切って「vimにしよう」といった方向性になってしまい
けっきょくコーディング効率を上げることにつながらなかった。
VSCodeは初級者も上級者も納得してくれる選択肢として、大きな貢献をしてくれている。