良いポイント
・AzureADで管理されているユーザーでログインが可能(AD完全クラウド化。Windows10以降)。
・AzureAD、Intuneと組み合わせる事で、指定端末以外からの365アクセスを、OSレベルで制御可能。
・SharepointOnline/OneDriveをエクスプローラに統合可能。
(端末の利用ルールを整備することで、弊社では端末移行に掛かる時間が1日~数日⇒各自30分程度に短縮。
※会社として提供している環境のみの話。個人的にアプリなど導入していれば、その分+アルファ。)
・詳細な機能が隠れているので、ユーザー側で変に設定をいじる事が少なくなった。
・昔(7以前)に比べて、利用する機能だけを前面に集約できているので、ユーザーフレンドリー。
改善してほしいポイント
・管理者からすると、どこに何があるのかが分かりにくくなった。
(あの機能、どこに行ったっけ?がちょくちょく発生。Windows11でも同じ状況の様)
・管理用のコマンドが、ちょいちょい仕様変更で上手く使えなくなる。
(バージョンアップ等の時に、変化点をもう少し分かり易く取りまとめて貰えると助かるのだが…)
・最後のバージョンアップと言いながらWindows11が登場した。
しかも、中小企業には厳しいアップグレード制限を課している。
(普通に使えるスペックのPCを買い替えろと強制してくるのは、やめて欲しい。予算申請時に、困る)
・困った時に、大体有料じゃないと聞けない仕組みになっている。
無料で何とかするためには、時間をかけて情報を精査するしかない。(昔からですが…)
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
・社内の端末の設定をItuneで一括管理(アップデート、ネットワーク設定、利用アプリ設定)
・デバイスをIntuneで一括管理
・会社の365環境への接続を、登録デバイス情報を利用してアクセス制限
・端末入れ替え時の移行時間の短縮
(365と連携することで、ほとんどのファイルやメールをクラウド管理化可能。バックアップも自動化)
※個人のブラウザのお気に入りや導入アプリ+設定だけは個別に実施してもらっている。
・オンプレADサーバー、ファイルサーバーの廃止(365導入済前提ですが)
検討者へお勧めするポイント
365と組み合わせて使うのなら、かなり使える。
クラウドにサーバーを統合したり、オンプレサーバーを廃止したり、設定をクラウドで統括管理したりなどが可能になる。
Windows11でも、同じ方向性で進むみたいなので、オンプレサーバーの運用管理から解放されたいのなら、365と一緒に使うと良いと思われます。