リモートワーク導入が進んだことにより、アクセスログや操作ログの管理に興味を持った企業は多いでしょう。ログ管理ツールを導入すれば、セキュリティ対策に加えてリモートワークでも適切なログ管理が行え、より効率的な業務プロセスを模索することができます。

従業員にとっても目に見えない日頃の頑張りをアピールするチャンスになるため、ログ管理ツールの有効性について企業と従業員、2つの視点から説明し、理解を得ることが大切です。

この記事では、ログ管理ツールを搭載したシステムを7つご紹介します。各システムの特徴を知り、自社にマッチした製品をピックアップしてみてください。

1.社員の隠れた努力が見える/SKYSEA Client View

SKYSEA Client ViewはテレビCMでもお馴染みのIT運用管理システムです。各端末のアクセスログや操作ログを収集・分析することにより、セキュリティ対策の強化だけでなくリモートワークの勤怠管理にも活用できます。バージョンアップが無料なので、追加コストゼロで最新のシステムを利用できるのも大きなメリットです。

1,000社以上の企業・団体に導入され運用実績もあり、安定感のあるツールとなっています。

初期費用 要お問い合わせ
年額費用 1,138,000円 / 100台構成(管理機端末機含む)※Light Editionの場合

2.大手企業への導入実績豊富/LANSCOPE オンプレミス版/クラウド版

上場企業の4社に1社が利用している統合型のエンドポイント管理システムです。ログ管理だけでなくIT資産管理やWebアクセス管理、メール管理などその機能は多岐にわたります。また、オンプレミス版とクラウド版の両方を提供しているため、企業の運用スタイルに合わせた導入が可能です。

LANSCOPE クラウド版 は全国7,000社以上の導入実績があります。

初期費用 要お問い合わせ
月額費用 3,600円~/1台あたり※オンプレミス版はお問い合せ

3.エクセルライクで簡単操作/System Support best1(SS1)

ITreviewカテゴリレポート「IT資産管理」「ログ資産管理」にて顧客満足度No.1を獲得したシステムです。20年以上の運用実績があり、リリース以降毎年大幅なアップデートを行い、徹底したユーザー視点によって定期的なシステム改善に取り組まれています。エクセルライクな操作性によって誰でも使えるのが特徴です。

初期費用 要お問い合せ
費用 235万円/500台※基本機能のみ、別途導入支援/年間保守費用が必要

4.セキュリティ対策に特化/秘文

日立ソリューションが提供する統合型のエンドポイント管理システムです。主にセキュリティ対策に力を入れたシステムであり、専門家によってウイルス対策製品としての有用性が検証されています。また、リモートワークなどではパソコン管理だけでなくスマートデバイス管理まで行えるため、総合的な勤怠管理が可能になります。

初期費用 要お問い合せ
年間費用 1,520,000円 / 100台

5.機能単位で自由にカスタマイズ/AssetView

AssetViewは統合型のIT運用管理システムです。オンプレミスの他にクラウドでも提供されているため、企業の運用スタイルに合わせた導入ができます。また、 AssetViewは1機能からの導入ができるので、企業にとって本当に必要なログ管理ツールを構築できるのがメリットです。これによりコスト抑制も期待できます。

初期費用 要お問い合せ
月額費用 要お問い合せ

6.IoT機器も含めた幅広いIT管理/Hinemos

Hinemosは統合型のIT運用管理システムです。社内全体のシステムを監視し、運用自動化まで行うことができます。パソコンなどの端末に限らず、IoT機器などの情報収集・管理も行うことができます。また、管理するサーバーや端末の数に関わらず定額で利用できるため、コストの固定化を図れるのが大きなメリットです。

初期費用 要お問い合わせ
年額費用 800,000円(最小構成)

7.働き方改革を強力サポート/MaLion 6

MaLion 6は今回ご紹介するシステムの中でも、労働管理やリモートワーク管理に強みのあるシステムです。AIによって労働状況を多次元分析し、働き過ぎや情報漏洩リスクの高い行為を自動的に発見します。また、勤怠管理システムとの連携によって「働き方改革」に取り組む企業を強力にサポートしてくれます。

初期費用 要お問い合わせ
月額費用 要お問い合わせ

ログ管理ツールでセキュリティ対策も勤怠管理も思うがまま

ログ管理ツールを搭載したシステムを導入すれば、セキュリティ対策も勤怠管理も思うがままに行うことができます。

ただし、オンプレミスかクラウドか、どのような機能を提供しているかなどにより最適な製品は異なるため、気になる製品をピックアップしたらじっくり比較検討してみましょう。

最近ではクラウドに着目する企業が多いものの、必ずしも自社にとってクラウドが正解とは限りません。セキュリティ性を重視する場合は「オンプレミス製品をクラウド環境で運用する」といった選択肢もあるので、まずはログ管理ツール導入の目的や要件を整理した上で、広い視野を持って自社にあった導入形態を検討しましょう。ITreviewには複数製品を比較できる機能が備わっていますので、ぜひご活用ください。

この記事の執筆

CASITOMO

ライター

夫婦Webライター。2013年に夫婦で独立し、10,000本以上のSEOコンテンツを企業オウンドメディアに提供。夫は元通訳・翻訳家、妻は元アパレルマネージャー。映画鑑賞とバスケ、週末ベイキングが共通趣味。

この記事の監修

ITreview Labo編集部

ITreviewの記事編集チーム。ITreviewの運用経験を活かし、SaaSやIT製品に関するコンテンツをお届けします。

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