非公開ユーザー
電気・電子機器|営業・販売・サービス職|1000人以上|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
ダイアグラム作成(作図)で利用
良いポイント
営業として日々抱えている見積・受注処理や顧客情報の転記といった事務作業は、各担当が自己流で進めており、全体像が誰にも把握できていない状態でした。AI JIMY Flowmakerを使うと、こうした「ふわっとした業務」を対話形式で整理しながら可視化できる点がまず良いと感じます。専門知識がなくても進められる設計で、現場の営業メンバーでも抵抗なく使えました。
特に評価しているのは、単にフローを描くだけでなく、どの工程を自動化すると効果が大きいかの見当をつけてくれる点です。漠然と「忙しい」で終わっていた感覚的な負担が、工程単位で整理されるため、改善の優先順位を議論する共通の土台になりました。
また、可視化して終わりではなく、Paperbotなど同シリーズのOCR・RPAツールと組み合わせて実際の自動化まで地続きで検討できる構成も実務的です。導入後もフロー変更に合わせて伴走支援が受けられるため、業務が変わっても運用が止まりにくい点に安心感があります。
改善してほしいポイント
可視化そのものの体験は良い一方、営業現場の実態として改善を望む点もある。まず当社の営業フローは取引先ごとの例外対応や口頭でのやり取りが多く、定型化しきれない業務が一定数ある。こうした非定型の業務は可視化の粒度が粗くなりがちで、最終的に人の補足説明が必要になる場面があった。整理の過程で例外パターンを取りこぼさない仕組みがあると、より実態に近いフローになると感じる。
次に、可視化の先にある自動化はPaperbotなど他ツールとの連携が前提になるため、Flowmaker単体でどこまで完結するのかが当初はわかりづらく、社内説明に時間がかかった。可視化結果から想定される導入コストや工数の目安がより早い段階で具体的に示されると、稟議や意思決定がスムーズになる。
最後に、営業はPCに常時向き合う職種ではないため、外出先や移動中にスマートフォンから内容を確認・微修正できる環境がもう少し整うと、現場での定着が一段進むと考えている。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
最大の貢献は、属人化していた営業事務の全体像が「見える化」されたことです。従来は担当者ごとに進め方が異なり、引き継ぎや繁忙期の応援時に多大な確認コストが発生していました。フローとして共有可能な形に整理されたことで、チーム内で業務の前提を揃え、無駄な口頭確認が減りました。
メリットとして特に大きかったのは、改善の議論が「感覚」から「事実ベース」に変わった点です。どの工程に時間がかかり、どこを自動化すれば効果が出るかが整理され、限られたリソースをどこに投じるかの判断が明確になりました。実際に、見積・受注関連の入力工程を自動化候補として特定でき、後続のツール導入検討まで一貫してつなげられました。
結果として、営業本来の活動である顧客対応や提案準備に向ける時間を確保しやすくなり、事務処理に追われる状況が緩和されつつあります。可視化を起点に継続的な改善サイクルを回せる土台ができたことが、単発のツール導入では得られない価値だと感じています。
営業事務で扱う受注書や見積関連の書類は、取引先ごとに表記ゆれや独自の略称が多く、読み取ったデータをそのままシステムへ転記できないことが課題でした。生成AI機能を使うと、OCRで取り込んだ文字列を社内マスタと照合しながら正式名称や定型フォーマットへ自動で変換・整形でき、これまで人手で行っていた名寄せや表記統一の手間が大きく減りました。非定型の帳票でもAIが内容を解釈して分類してくれるため、書類の仕分けにかかる時間も短縮できています。 加えてFlowmakerでは、漠然とした業務の流れを対話形式で言語化・構造化してくれるため、自分でも整理しきれていなかった工程を引き出せた点がメリットでした。一方でデメリットとして、生成AIの出力は内容を理解して補完する性質上、まれに想定と異なる変換や解釈が起こることがあり、重要な数値や固有名詞は人による最終確認が欠かせません。確認の手間がゼロにならない点には留意が必要です。とはいえ、固有名詞を事前登録すると精度が上がるため、運用で十分カバーできる範囲だと感じています。