根本 優馬
株式会社サーフ・エンジニアリング|鉄・金属|経営・経営企画職|20人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
良いポイント
製造業の現場感覚に寄り添った設計が随所に感じられる点が最大の魅力です。案件・発注・見積・納品・支払の一連の流れが一画面の中で完結しており、「あの書類どこだっけ?」というストレスが激減しました。特に「案件に発注を紐づける」機能は、仕入れコストと売上を同じ案件軸で管理できるため、粗利の把握が直感的にできます。また書類作成時に「明細・備考を他の書類に反映」できる機能は、見積依頼書・発注書・検収書を毎回入力し直す手間を一気に解消してくれます。クリップマークからPDFをアップロードして書類と紐づけられる機能も、紙とデジタルが混在する中小製造業の実態にマッチしていて気に入っています。
改善してほしいポイント
発注登録画面で「見積依頼書タブ」と「発注書タブ」の切り替えが分かりにくく、誤ったタブに明細を入力してしまうミスが起きやすいです。タブ名をより視覚的に差別化する(色分けやアイコン追加など)か、どのタブを今編集中かを画面上部に常時表示してほしいです。これにより、書類の誤転記や確認の手戻りが減り、登録作業の正確性と速度が上がります。また、発注先・担当者が未登録の場合は発注登録画面から直接登録に遷移できると理想的です。現状は一度画面を離れて発注先マスタに移動しなければならず、作業の流れが途切れてしまいます。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
弊社は1ロット1〜2個・数万点の品種という多品種少量生産が主軸のため、「この案件の材料はどこに頼んだか、後加工はどこか」という情報が担当者の頭の中にしか存在せず、製造業に不慣れなパート社員に外注手配を委託することが以前はまったくできませんでした。
the-board導入後は受注案件と発注案件を紐づけて管理できるため、前回の仕入先・後加工先・発注内容がそのまま案件に紐づいて残ります。これにより「前回と同じ案件なので、同じところに同じ内容で発注しておいてください」という一言だけで、外注手配業務をパート社員に丸ごと委託できるようになりました。
担当者でなければ回せなかった外注手配が属人化から解放されたことで、営業担当は商談・見積対応に集中できる時間が生まれ、会社全体のスループットが大きく改善しています。数万点規模の品種を少人数で回す中小製造業にとって、この「仕組みで人を動かせる」変化は非常に大きな導入効果です。
検討者へお勧めするポイント
多品種少量生産の中小製造業こそ、導入を強くおすすめします。受注・発注・書類・PDFをすべて案件単位で紐づけて管理できる設計は、「この仕事、前回どこに頼んだっけ?」という日常的な情報迷子を根本から解消してくれます。
特に評価したいのは、専門知識がなくても使える点です。製造業に不慣れなパート社員でも、過去の案件を参照しながら発注手配を進められるため、属人化していた外注管理業務を仕組みとして回せるようになります。「担当者がいないと動かない」という中小企業が抱えがちな構造的問題に、直接効いてきます。
高価なERPを入れるほどではないが、ExcelとメールとPDFフォルダの管理に限界を感じている会社にとって、価格・機能・使いやすさのバランスが絶妙です。まず無料トライアルで自社の案件を1件だけ登録してみてください。「これだ」と感じる瞬間が必ず来ます。
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