非公開ユーザー
会計、税務、法務、労務|経営・経営企画職|20-50人未満|導入決定者|契約タイプ 有償利用
請求書・見積書作成ソフトで利用
良いポイント
「帳票」ではなく「案件」ごとに管理できる構造がとても実務的で使いやすいです。多くのソフトは見積書や請求書といった帳票ごとにデータが蓄積されますが、boardは最初に案件を作り、その中で見積・発注・請求の流れを完結できます。これにより、案件ごとの進捗や発行履歴を一目で確認でき、管理の手間が大幅に減りました。
多くの見積・請求書発行ソフトは、見積書・発注書・請求書という風に帳票ごとに作成した書類のデータが蓄積されていきますが、そうなると案件ごとにどのような書類を作成したかが確認できません。
boardは最初にまず「案件」を作って、その中に見積書・発注書・請求書などが用意されている仕様のため、見積書・発注書を経て、最終的にどのような請求書を作ったかが確認できますし、「請求済」になった請求書の情報が会計ソフトに即座に連携されるのも非常に良いです。
また、「捺印申請」機能があることによって、安心して見積書や請求書の作成をスタッフに任せることができるようになりました。別のワークフローツールなどを使わずに、申請・承認ができるので、規模が大きくなってもboardを使い続けることができています。
改善してほしいポイント
税理士事務所が使う見積書・請求書の発行・管理ツールとしては、特に改善してほしいポイントはありません。強いてあげるとすれば、帳票の書類デザインが4種類しかないので、もう少し種類があると使いやすいかもしれません。
在庫管理機能などがないので、すべての顧問先にオススメできるわけではないのですが、近年は在庫を持たない商売をされている企業も増えていますので、そこまで気になることはありません。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
顧問先に対する契約外のオプション対応(追加請求)を行った際の請求がboardのおかげでスムーズになりました。私が全部の請求内容を把握できているうちは問題なかったのですが、段々とスタッフも増えてくると私の方でもオプション対応の有無を把握できずに、請求漏れが発生するケースや、逆に前月分をコピーしたことにより本来は請求するべきでないもものを過剰請求するケースが頻発するようになりました。
board導入後は、顧問契約を1案件として管理し、オプション対応は別案件に分けることで、請求漏れ防止と請求精度の向上につながりました。boardでは、まずは顧問契約(毎月定額)については契約期間分を1つの案件として作成し、オプション対応があった場合は別で案件を作成するようにしました。毎月の顧問料が前月分のコピーではなくなり、かつ、請求一覧に確実に出てくるようになったので、請求漏れも過剰請求も発生しなくなりました。そして、オプション対応があったものは、別案件で立っていますが、この請求書と顧問料の請求書を合計請求書にすることで、顧問先に対しては1つの請求書で顧問料も追加請求分も請求することができます。
検討者へお勧めするポイント
見積書・請求書を発行することができるツールはたくさんありますが、「案件」単位で収支管理もでき、出力できる帳票の種類も非常に豊富で、合計請求書の作成や柔軟な会計ソフト、電子契約書への連携など、主要な機能が揃っているソフトというのはboardだけです。また、利用料も中小企業にとって非常にリーズナブルな設定になっているため、見積書・請求書の発行が月10件以上ある企業には特におすすめできます。
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