良いポイント
【優れている点・好きな機能】
・プリンタで印刷するのと同様の操作、設定で、画面や資料をPDF化できる。
・同じファイル名を指定すれば、出力済みのPDFの最終(または先頭)にページに追加して、ひとつのPDFにまとめる事ができます。例えば同じウィンドウタイトルのWEBページでしたら、PDF出力時に同じファイル名になるので、複数画面のPDF出力を一つのPDFにまとめる事ができます。
・印刷操作時の指定プリンタとして、CubePDFを設定する事ができるので、「Ctrl+P」で簡単にCubePDFのダイアログが開き、出力指定の変更がなければそのままワンクリックでPDF出力されますので、様々なアプリケーションで操作感が同じです。
改善してほしいポイント
【欲しい機能・分かりづらい点】
・PDFの出力設定のダイアログで「設定を保存」をクリックするのを忘れてしまう事があるので、個人的には、前回の設定を保持するなどのUIの工夫があるとより使いやすいかなと思いました。
・Adobe Reader側で編集されているPDFとは結合できないので、改善は難しいかもしれませんが、それもできると便利かと思いました。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
【解決できた課題・具体的な効果】
業務上、設定した内容の証跡をキャプチャしてWチェックをする必要があり、これまでは印刷出力してマーカーでチェックなどをしていましたが、新型コロナ禍でリモートワーク化が一気に進み、このような部分でのペーパレス化が必要になりました。
紙印刷の際と同じ操作感で画面キャプチャをPDFで残して、Adobe Reader側の機能になりますが、マーカー等でチェックを残す事によって、オンライン化、ペーパレス化が実現できました。
検討者へお勧めするポイント
他のアプリケーションやOS側でPDF保存、PDF出力する機能もありますが、Cube PDFの良いところは紙印刷の時と同じ操作感でPDF出力ができて、且つ複数ページの結合ができるという点です。また出力形式はPDFだけでなくEPS形式や各種画像形式への出力も可能ですので、他のファイルフォーマットに取り込む為の大量の素材出力にも向いています。