良いポイント
ABM戦略を全社で実行していくためには必須のツールです。
戦略上策定したターゲット=Tierがバイネームでアタックリスト化され、策定したTierの総数=SOMとして現在のプロダクト価値で獲得可能な市場規模を算出できます。SOMを実質的に肌感覚を持った値として算出できるのは、ABM戦略を進める上でこれ以上ない価値ではないでしょうか。
各顧客戦略の施策結果をTierごとにウォッチしていけるのも良いポイントです。Tier内での商談受注率、リードのカバレッジなどタームごとに追っていけるので、実行した各顧客戦略施策が狙ったTierにインパクトしたのかどうか、計測していくことができそうです。
また、ツールだけでなくいつもお世話になっているカスタマーサクセスの方々も秀逸で、我々が目指す戦略像を的確に把握して頂き、どのように具体的に進めていけばより必要とするアウトカムに近づけるのか、真摯に丁寧にサポート頂けます。実際にABM戦略を体現してこられたユーザベース社だからこその知見も十二分に提供して頂けるのも大変心強いです。
改善してほしいポイント
細かい点になりますが、Tierの設定条件をもう少し柔軟に設定できるとさらに実情に近いセグメンテーションができるのではと思います。具体的には条件カテゴリ内でのAND,OR条件の設定が可能だと嬉しいです(条件カテゴリ同士のAND,OR設定は可)。
またこれはどのツールでも似たような状況かもしれませんが、レポート機能がもっと充実していると分析時の作業工数削減につながるかと思います。現状ですとExcelとしてダウンロードしたデータを元に、レポートを作成していく形になりそうなので、一定タームごとのウォッチや、変動値の推移などをさっと可視化できるとより便利かもしれません。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
事業戦略上のターゲットをバイネーム企業名で特定し、リード獲得から成約までのファネルを定量的なデータとして扱えるようになりました。
弊社では数年前から顧客のセグメンテーションや、ターゲットモデル企業の策定に取り組んできましたが、既存顧客の分析で終わってしまったり、策定したセグメントが全社通じての概念ではなく、特定部署内の共通認識に留まったりと中々に全社通貫した事業戦略として定着させることができないでいました。
そんな折にABM戦略とFORCASに出会い、これまで積み上げてきた顧客データとプロダクトが提供する独自性・便益をつなげることで、本質的に全社一丸となった顧客戦略を描けるようになりました。これからは更にFORCASを活用しながら、事業成長を目指していきたいと思っています。