良いポイント
入社以前からIllustratorやPhotoshopは使用していましたが、InDesignは現在の業務で初めて本格的に使用しました。
私は独学でIllustratorを学んだ背景もあり、本来であればIllustratorは複数ページの書類作成に基本的に使うべきではないと頭では分かっていながらも、慣れでついIllustratorや一般的なOfficeソフトで無理やり済ませていました。
しかし、取引先向けの貸出依頼書など「きっちりとフォーマットを固めた複数ページの書類」を作成するためにInDesignを導入したところ、文字組みの正確さやマスターページ(ひな形)を使った一括管理のしやすさが段違いでした。
「整然とした、きっちりとした書類」を効率よく作成するという点において、やはり専用ソフトであるInDesignの方が間違いなく優れていると実感しています。
改善してほしいポイント
デメリットとしては、デザイン系ソフトの心得や基礎知識がないと、最初のハードルがかなり高い点です。例えば、配置した画像ファイルの保存場所を移動してしまった際に起きる「リンク切れ」の復元方法や、そもそも「画像素材の保存場所を徹底して管理する」といった概念など、初心者は間違いなくつまずくと思います。
良くも悪くも「できることが多すぎる」ため、Adobe製品をある程度使いこなせる自信がある玄人向けのツールという印象です。ただ、最近はAdobeのAI技術(Senseiなど)による機能の底上げや、アプリ内での操作フォロー・チュートリアルも充実してきているため、昔のバージョンに比べれば少しはとっつきやすくなっているのかなと感じます。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
解決した課題:
Illustratorで複数ページの書類を作っていた際に生じていた「ファイルサイズの肥大化や動作の重さ」や、Officeソフトでありがちな「意図しないレイアウト崩れ」といったストレスから解放されました。
得られたメリット:
一度しっかりとしたフォーマット(マスターページや段落スタイル)を構築してしまえば、あとは文字や画像を流し込むだけで統一感のある美しい書類が量産できるようになりました。社外に出しても恥ずかしくないクオリティの高いドキュメントを安定して作成できるようになったのが最大のメリットです。
検討者へお勧めするポイント
社外向けのパンフレット、マニュアル、厳格なフォーマットの契約書類など、複数ページにわたるドキュメントを正確に作りたい企業には非常におすすめです。導入にあたっては、Adobe製品に慣れたメンバーがリンクの概念などの基礎的なファイル管理ルールをレクチャーする体制があるとスムーズだと思います。