自分でカスタムエージェントを作れば大きな戦力になります

改善してほしいポイント

チェック業務系でデータセットした項目に沿ったサーチについて、データセットデータは類似語句を探す方式であり、チェック項目を全部網羅するものではないということを認識しておらず、検証に時間がかかった。
網羅項目を全てシステムプロンプト側に入れることで解消したが、そのあたりは注意喚起があっても良いと思った。
チェックリストをデータセットしておけば、どんなデータをプロンプトに添付しても、チェックリストに従ってチェックしてくれるという運用が出来ないことを知らなかった。

どのような課題解決に貢献しましたか？どのようなメリットが得られましたか？

商談レビューにおいて、商談の内容や、営業マンの日報をチェックして、足りていないアクションを指摘し、次の行動（メール文面や電話内容、対面トークスクリプトなど）を具体的にアドバイスしてくれるのが良い。人間では不可能なスピードと量と質を実現している。

検討者へお勧めするポイント

エージェント開発を外部委託すると、PDCAを廻すのに時間がかかります。
一方で、業務の棚卸とプロセス構築をする力さえあれば、カスタムエージェントで自分でエージェントを開発することで、生成AIを活用した業務プロセスを簡単に構築・検証が出来ます。生成AIの特性上、完璧な仕事をするのは不可能ですが、それは人間も同じだと割り切る事、1つのカスタムエージェントを実務に活用できるレベル作り込むのに100回くらいリプロンプトをするくらいの覚悟があれば、上手く使いこなせると思います。一方で2～3回で「AI使えないな～」と匙を投げる人は一生AIを使いこなせないと思います。