児玉 拓
株式会社鎌倉新書|放送・出版・マスコミ|プロジェクトマネージャ|100-300人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
導入/運用ハードルが高めだが、高速PDCAサイクル構築に○
良いポイント
優れている点・好きな機能
・インサイト機能は、CVしたお客様がどのような行動をしているのかが見え、スモールな仮説だてをしやすい。
・ノーコードでポップアップなどの訴求がスピーディに実行しやすい。
その理由
・Cookieに基づいて、顧客がどのページを訪れて、何回程度来訪して、CVしたかが一元的にわかる。ホットなお客様に絞って行動分析をすることで、「もしかするとここで一旦離脱したのは、hogehogeという理由があったからなのではないか、なのでhogehogeという改修をKARTEやOptmizeでテストしてみよう」といったスモールなPDCAをまわしやすい。
・ほぼWebのスキルがない人材でも訴求が簡単にできるため、Web人材のリソースを使わずとも訴求できる。
改善してほしいポイント
欲しい機能・分かりづらい点
・1to1での顧客は見えるものの、それらのデータを束ねて「このセグメントはhogehogeという傾向があり、hogehogeという打ち手が必要である」といった提案機能がほしい。
その理由
・1to1のユーザーのデータは社内などでの稟議を出す際に「全ユーザーに当てはまるかどうか限らない」という結論に陥ることが多い。結局DataWarehouseを通じて、他ツールで出力しないと、説得力のあるデータが形成できない。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
ユーザーインサイトと組み合わせたポップアップ機能。いくつかあるフォームで離脱率の高いフォームがあり、チーム内で「なぜ似たようなセグメントなのにここだけ離脱率が高いのか」という課題に対して、いくつかのユーザーの特性を深掘りすることで「ニーズの深さが若干浅い」ということに気づきました。そこでページ訪問時によりニーズ喚起をさせるポップアップ訴求をしたところ、離脱率は20%減、かつCVRも8%程度向上しました。
これらを開発や制作と組み合わせるとリリースまで最低3週間程度要してしまうところ、1日で対応できるところは良い点だと思われます。