谷風 公一
ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社|経営コンサルティング|宣伝・マーケティング|100-300人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
会社としての熱量が徐々に上がってきたように感じる
MAツールで利用
この製品・サービスの良いポイントは何でしょうか?
機能の豊富さは、他のレビュアーの方も書いてあるとおりで、使いこなせば、強力な武器になる。マーケティング業務に必要なコンテンツ生成・管理機能群を兼ね備えるだけでなく、コンテンツを通じて得た顧客情報を蓄積して、マーケターのみならず営業担当者の行動もサポートする。CRMやBIなど他領域のツールとエコシステムも組めて、経営指標の算出にまで活用できる。よくPardotと比較されることがあるが、時系列で顧客の数やファン度合いを上げていくような使い方(高額のB2B商材など)なら、Marketo Engageに軍配があがるように感じる。
前回投稿の際には、アドビという会社としての、このサービスに対する熱量が薄いように感じる、と書いたが、それから、徐々に熱量が高まってきている気がする。
ユーザーを巻き込んだマーケティング活動やカスタマーサクセス活動は、すぐには効かないかもしれないが、「きちんとユーザーにリーチしよう」という気概を感じ始めた。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
有償オプションの存在がわかりづらい。
例えば、Marketo EngageのBI機能はわりと定点観測的で、推移をカジュアルにみられるものが少ない。BIのオプションを入れれば、機能は拡充されるが、その存在を知る機会が少ない。他にも知る機会があるのかもしれないが、ユーザーにはわかりづらい。(少なくとも弊社には)営業担当者がこうしたオプションを提案することは、今まで一度もない。
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
(前回投稿と変わりません)
ビジネス課題:
コンサルティングサービスという超高額商材を、数年にわたる商談で、契約に至らせる、というビジネスの性質上、営業担当者がアナログに顧客を追いかけ続けるのには無理がある。
解決できたこと:
CRM/SFAと連携することで、顧客の動向を営業領域まで踏み込んで追うことができるようになり(半年前に商談を始めた人が最近ホームページをよく見ている、など)、顧客にリテンションのコンテンツを訴求したり、営業担当者にアラートを出したり、といった、レベニュー組織全体のDXにつながった。
検討者にお薦めするポイントがあれば記入ください
(前回投稿と変わりません)
Pardotと比較検討するなら、同じシナリオでデモをしてもらい、使い勝手を見極めたほうがいいです。
どっちがいい、って話ではなく、企業やレベニュー組織の戦略や性質、ユーザーの成熟度などによって、「うちなら、こう使うのがリーズナブル」っていうのが変わると思うので。