改善してほしいポイントは何でしょうか?
Excelで写真を貼り付けてあるファイルはたいていレイアウトが崩れている。出力環境が異なるため、出力が同じにならないことは承知しているが、それでも画像の大きさや縦横比がずれている。というよりExcelは表計算ソフトであって、画像を貼ってレイアウトするソフトではない。PowerPointを使えばよいのだが、なぜかどのクライアントさんもExcelに貼ってしまう。いっそのことExcelに写真レイアウトモードでも付けたらどうだろうか。いや冗談ではなく、人間の行動を観察して解決策を提案するデザインの考え方からは簡単で素直な方法だと思いますよ(もっと本質的な解決をすべだが)。
もう一つ大変良くないことはプリントのダイアログである。Microsoftが提供しているはずのWindows標準のプリントダイアログではなく、ページ設定などが独自の方式になっている。最近はGoogleなども独自仕様であったり、アプリごとに違うダイアログを理解しなければならない。使いやすさを求めて変えていくことは大いに必要であるが、MicrosoftはOSの提供者として標準を提示して自らその模範となるべきであろう。
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
デザイン事務所であり、ひと昔前まではMacのみで仕事をしていてOffice文書の使用頻度も高くなかったことから、社内文書は無料のLibreOfficeとしている。クライアントさんから送られてくるWordやExcelの書類もLibreOfficeで開いていた。それらのファイルはWindowsで作成されており、Macで開くとレイアウトは正確には再現されず、内容さえ確認、抽出できれば問題ないため、LibreOfficeを長く使ってきた。
しかし、デザイン環境もWEBが多くなったり3D関係が増えてくると、Windowsを使用することが多くなってきた。そうすると同じWidowsであるならば、WordやExcelのファイルをMicrosoft Officeで開いたほうが再現性が高くて良いのではないかと改めて考えなおし、WidowsとMacでもMicrosoft Officeを導入することにした。当然ではあるがレイアウトの再現性が高く、文字や画像などの欠け、変形を気にすることが大幅に減ったので業務効率改善につながっている。
検討者にお薦めするポイントがあれば記入ください
複雑とはいえないがライセンスの種類が多く、自社の利用環境に合わせて選ぶときに大いに迷う。商用利用の可否、インストールできる数、利用できるユーザー数などどのように組み合わせて買うか、アップグレードをどうするか、Office365のようなサブスクリプションにするかなど考えることが多すぎる。