非公開ユーザー
食料品・酒屋|社内情報システム(CIO・マネージャ)|300-1000人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
クラウド化の効果は大きいが運用に課題
ERPパッケージで利用
良いポイント
クラウドERPであるため、サーバ管理や停電などのインフラリスクから解放された点は非常に大きなメリットです。従来のオンプレミス環境では、障害対応や運用負荷が高く業務継続性に不安がありましたが、その点は大きく改善されました。また、データの検索・集計の柔軟性が高く、SQLなどを活用した分析がしやすい点は、情報システム部門にとって非常に有用です。複数拠点・複数会社のデータを一元管理できるため、グループ全体の状況を把握しやすくなった点も評価しています。
改善してほしいポイント
機能が非常に豊富である一方で、ユーザーインターフェースが直感的とは言えず、業務担当者にとっては操作の習得が難しいと感じています。特に現場レベルでは「必要な機能がどこにあるか分かりづらい」という声が多く、教育コストが高い点が課題です。また、標準機能で対応できない業務に対しては外部システムとの連携や追加開発が必要になるケースもあり、結果的に運用が複雑化する傾向があります。加えて、ライセンス費用が高額であり、将来的なコスト増加の懸念があるため、価格体系の透明性や柔軟性の改善にも期待しています
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
従来のオンプレミスシステムから移行したことで、インフラ障害による業務停止リスクが大幅に低減され、安定した運用が可能になりました。また、グループ会社間の会計データを統合管理できるようになり、これまで属人化していた月次処理や整合性確認の負担が軽減されています。一方で、入力や運用の手間が増えた側面もあり、全体としての業務効率はまだ最適化途上です。特にデータ登録や業務フローの見直しが不十分な場合、期待したほどの効率化効果が得られないケースもあるため、導入後の運用設計や教育体制が重要だと感じています。
検討者へお勧めするポイント
NetSuiteは機能の柔軟性やデータ活用の面で非常に優れたERPですが、導入効果を最大化するためには事前準備と運用設計が重要です。特に、自社の業務をどこまで標準機能に合わせるかを明確にしないまま導入を進めると、カスタマイズや外部連携が増え、結果として運用が複雑化する可能性があります。また、ユーザー教育や運用ルールの整備を十分に行わないと、機能を活かしきれないケースもあります。製品選定の段階では、機能面だけでなく、ライセンス体系や将来的なコスト、サポート体制についても十分に確認し、自社で主体的に運用できる体制を整えることをお勧めします。