札場 貢
シーオス株式会社|倉庫|社内情報システム(開発・運用管理)|100-300人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
障害調査を、簡単に、複数メンバーで行えます。
良いポイント
我が社では複数のプロダクトやサブシステムを運用しており、迅速な「障害検知 → 原因究明 → 暫定対応」が長年の課題でした。
New Relic の APM とInfrastructure を導入し、Slack との連携によるアラート通知の仕組みを構築したことで、障害発生時に即座に関係者へ通知されるようになりました。
Slackに 届いた通知から New Relic の「Alerts」画面へ遷移すると、操作していたユーザー情報、障害発生時のスタックトレース、ログなど、障害対応に必要な情報を一通り確認できます。
これにより、初動対応のスピードが大幅に向上しました。
従来の監視ツールでは、エラーメッセージを個別に指定して通知設定を行う必要がありましたが、New Relic では基本的なルールに則ってアプリを開発することで、こうした設定が不要になります。
また、ログが New Relic に連携されているため、サーバーにログインして確認する手間もなくなりました。
改善してほしいポイント
アラート設定がやや難しい場合があり、「設定変更 → 動作確認」のサイクルに時間がかかることがあります。
意図した通りの挙動にたどり着くまでに、何度か設定を試行錯誤する必要があり、結果として作業時間が長くなるケースもあります。
また、現在は主に APM と Infrastructure を中心に利用しており、それ以外の機能についてはあまり活用できていません。
New Relic には他にも便利な機能があると思いますが、我が社の状況に合った有効な機能をもっと知ることができれば、さらに活用の幅が広がると感じています。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
障害調査にかかる時間が、約 50% 削減されました。
さらに、これまでは特定の人しか調査できなかった状況が改善され、複数の関係者が容易に障害情報を参照できるようになりました。
これにより、チーム間の意見交換やコミュニケーションが格段にスムーズになり、技術的な改善以上に組織的な対応力が向上したと感じています。
検討者へお勧めするポイント
New Relic は、ただの監視ツールではありませんでした。
「障害の早期検知」、「原因の迅速な特定」、「対応の効率化」を一気に実現できる、信頼性の高いプラットフォームでした。
Slack 連携によるリアルタイム通知、APM による詳細なトレース、Infrastructure によるシステム全体の可視化など、開発・運用の現場で本当に役立つ機能が揃っています。
導入後は、障害調査の時間が約 50% 削減され、チーム間のコミュニケーションもスムーズになりました。
まずは一度、試してみてはいかがでしょうか。