Takano Sho
株式会社EARTHBRAIN|ソフトウェア・SI|社内情報システム(開発・運用管理)|100-300人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
徐々にスコープを狭めていく解析の導線が魅力
良いポイント
・解決したい問題からその原因にたどり着くまでの導線がリッチ
Errorの発生やLatencyの低下などの表面化している問題から、原因にたどり着くまでの導線を構築するのは結構手間がかかります。New Relicにはデフォルトでリッチな導線が用意されており、この導線を構築する手間を省けます。個人的にはサマリー画面から、サービスレベルが下がっている影響範囲を確認しながらスコープを狭め、最終的に一つのTransactionを拾い上げて問題を解析する導線が気に入っています。
・Dependenciesの検索
複数のサービスを運用していると、各サービスが相互にどう関係しているかがわからなくなってくることがあるので、Dependenciesを手軽に確認できるのが便利です。
・Change Tracking
Dependenciesの検索に加えてChange Trackingを設定しておくと依存先の変化点も把握できます。依存先のサービスのリリース有無は初手の確認事項だと思っており、そこで都度問い合わせする必要がなくなるため、気持ちが大変楽になります。
改善してほしいポイント
・Full Platform UserしかAPMやBrowserが使えない
New Relicの魅力であるリッチな解析導線ですが、無料のBasicユーザーは使えません。
すべてのユーザに課金するのはコストが高くなってしまうので、恩恵を受けるのは課金したFull Platform Userのみとなり、組織全体へ広げるがしづらいです。
・DashboardのFilterの反映速度を改善して欲しい
NRQLというNew Relic用SQLを使ってカスタム性の高いDashboardを作れるのは魅力ですが、Filterの反映が遅く、疎遠になりがちです。BasicユーザはDashboardを利用できるため活用したいのですが、Filter操作時に数秒待ちが発生するため、運用で少しストレスを感じます。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
・クライアントサイドのサービスレベルの可視化
New Relic上だけでなくアプリが稼働しているPublic Cloud側でもさまざまなメトリクスを見られるようにはしていますが、それでもクライアントサイドの情報を取らないとわからないことも多くあります。実際にユーザが体験しているサービスレベルを確認することで、タスクの優先順位が入れ替わったり、ちょっとした設定を意識するようになりました。
・ユーザのユースケース単位でのサービスレベル
アプリの作りの中で、一つのボタンでサーバー側が複数の処理をすることがあります。これをNew Relic上でひとつの塊として扱うことで、より実際のUXに近いサービスレベルを評価できるようになりました。
検討者へお勧めするポイント
他のツールと比較すると、New Reliは解析導線を用意してくれているので、必要なデータを送信するだけでサービス全体のサマリのメトリクスからログまで降りていくことができます。
また、データをNRQLで検索したりDashboardで描写したりといった機能も豊富なので、Opsまわりで管理したい情報があれば飛ばしてみるという使い方もできます。
始めはデフォルト機能を使いこみ、慣れてきたら自分の好みに合わせてサービスに合った評価方法で解析してみるなど、色々な使い方ができるツールだと思います。