QA ENGINEの製品情報(特徴・導入事例)
QA ENGINEとは
QA ENGINEは学習データを用いた、高精度なテキスト(文書)分類・質問応答SaaSです。チャットボットとしてもご利用いただけます。
自社の学習データを用いて、高精度なテキスト分類AIが生成されます。主に以下の用途に適応します。
・定型的な大量のテキスト(文書)の分類を自動化をしたい方
・社内ヘルプデスクやカスタマーサポートにおいて、自動応答による効率化をしたい方
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■特徴
・操作は簡単: テキスト分類AIを作成するために必要なデータをアップロードし、学習開始ボタンを押すだけ。どなたでも簡単にテキスト分類AIが作成できます。
・少ないデータで高精度: 学習データには、過去にテキスト分類したデータや問い合わせログなどを利用。少ないデータ量でもテキスト分類AIの作成が可能です。
・速くて納得の料金: テキスト分類AI作成までに要する時間はわずか数十分。作成されたAIの動作確認も即日可能。検証用環境も用意され、運用に配慮された月額固定で利用しやすい料金です。
・多言語に対応: 多言語ニーズに対応し、日本語、英語、中国語、スペイン語のほか、全16の言語のテキスト分類AIの作成が可能。
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■テキスト(文書)分類とは
テキスト(文書)分類とは、機械学習モデル(AI)を用いて、テキスト(文書)にあらかじめ決められたカテゴリを付与することです。
QA ENGINEにおけるテキスト分類では、あらかじめ文書とカテゴリを紐付けた学習データを用いて機械学習を実施し、その結果生成された自社独自の分類モデルを利用してテキスト(文書)の分類をおこないます。従来、テキスト(文書)分類は、人手でそのテキスト(文書)の内容を確認、理解した上で分類作業をおこなっており多大な時間を要しておりましたが、過去の分類結果を学習データとして機械学習することで、人手でおこなっていた分類作業を自動化することが可能となり、大幅な業務効率化が実現できます。
QA ENGINEでは、比較的少量の学習データでも分類モデルの生成が可能であり、また、学習データを追加することで、分類精度を向上させることが可能です。学習データのアップロード、機械学習の実施、精度検証など、一連の運用プロセスを管理画面からおこなえるため、機械学習の知識のない方でも簡単に利用することができます。
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■ユースケース
・社内文書の分類作業を自動化し、人手でおこなう分類作業時間を大幅に短縮したい。
課題:業務上、定型的な社内文書をカテゴリに分類する必要があり、分類のため内容確認をおこない、どのカテゴリに属するかという判断作業に多くの時間を要していた。
解決:QA ENGINEに過去の分類結果を学習させることで独自のテキスト分類AIを構築し内容判断、分類作業を自動化、業務時間の大幅な短縮を実現することができた。
・多言語の大量のテキストデータを精度良く分類できるテキスト分類AIが欲しい。
課題:アジア言語やヨーロッパ言語にも対応できるテキスト分類AIの構築をおこないたかったが、自社ではリソースが足りずに実現できなかった。
解決:QA ENIGNEでは16言語に対応したテキスト分類が可能であるため、採用を検討。検証過程において、英語、日本語のほか、スペイン語、オランダ語など、他の言語での分類精度が十分であることを確認できたため採用することとなった。また、大量のテキストを一括で処理できることも利用しやすさの要因の一つとなっている。
・テキスト分類として単独で利用するのではなく、自社のアプリケーションに連携して使えるようにしたい。
課題:単独でテキスト分類ツールは利用していたが、自社のアプリケーションと連携していないため、AIモデルの訓練や分類するデータのアップロード、分類結果の反映などテキスト分類のために再度行う必要があり非常に手間がかかっていた。
解決:QA ENGINEでは、学習用データのアップロードや学習実施など、QA ENGINEの管理画面でおこなえる基本的な操作をWebAPIからおこなえるAPIがあるため、それらのAPIを利用することで、自社のアプリケーションと連携して利用することを容易に実現することができた。
・社内の技術情報をナレッジとして蓄積し、かつ自動応答によるヘルプデスク業務の効率化を実現したい。
課題:団塊世代の退職により、熟練社員のもつ属人的なノウハウの継承とその活用ができていなかった。
解決:QA ENGINEを活用して、熟練社員のもつノウハウをテキスト化して登録。登録したノウハウに関連する問い合わせがあった場合には自動で回答できるよう、学習データを用意して自動応答の仕組みを実現。ノウハウの活用が促進され、また、熟練社員の問い合わせ対応に割かれる時間が減少し、業務効率化を実現することができた。
QA ENGINEの画像・関連イメージ
QA ENGINEの運営担当からのメッセージ
谷口諭
株式会社Studio Ousia 職種:Sales Manager
QA ENGINEは学習データを用いて個社ごとのモデルを作成するので、業界や個社特有の表現に対応することが可能です。
汎用的なモデルで対応が難しいテキスト分類・質問応答ニーズがございましたら、ぜひご相談ください!
ITreviewによるQA ENGINE紹介
QA ENGINEとは、株式会社Studio Ousiaが提供しているチャットボットツール製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は2.0となっており、レビューの投稿数は1件となっています。
QA ENGINEの満足度、評価について
QA ENGINEのITreviewユーザーの満足度は現在2.0となっており、同じチャットボットツールのカテゴリーに所属する製品では52位、となっています。
バッジ | 満足度 | 大企業 | 中堅企業 | 中小企業 |
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- | 2.0 | - | - | 2.0 |
レーダーチャート | 価格 | 使いやすさ | サポート品質 | 導入のしやすさ | 機能への満足度 | 管理のしやすさ |
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2.0 | 2.0 | 2.0 | - | 2.0 | - |
※ 2025年09月09日時点の集計結果です
QA ENGINEの機能一覧
QA ENGINEは、チャットボットツールの製品として、以下の機能を搭載しています。
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GUIでのシナリオ作成
プログラミングを使わず、フロー図など直感的なUIでシナリオを作成できる
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シナリオの作成/編集
相手に選択肢を示して会話を分岐させ、複数回のやりとりを経て質問を解決していくなど対話のルールを定義できる
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質問/回答の設定
よくある質問や問い合わせとその回答を入力、もしくはExcelファイルなどから読み込む
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フォーム対応
ユーザーの質問に対しフォームを表示し、ユーザー情報の入力を促しリード獲得あるいは問い合わせ対応に引き継げる
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AI活用
質問からキーワードを抜き出すだけではなく文脈を読解して受け答えを行ったり、ユーザーとの会話を記憶/参照したり、雑談に対応したりと、自然な会話を実現する
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多言語対応
日本語で作成したシナリオを、複数の言語に自動で翻訳し対応可能にする
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各種チャットツール連携
FacebookやLINEなど外部のSNSプラットフォームにチャットボットを展開できる
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テスト/シミュレーション
実際にチャットのやりとりを行い、作成したチャットbotの動作をテストする
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分析・レポーティング
対話の履歴や解決に至った率、離脱率などをグラフなどで分かりやすく視覚化する
- 製品名
- QA ENGINE
- 製品Webサイト
- https://www.qaengine.ai/
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- 企業名
- 株式会社Studio Ousia
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- 企業Webサイト
- http://www.ousia.jp/ja/company
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