北條 仁美
株式会社理学ボディ|その他サービス|会計・経理|100-300人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
経理業務の定型業務の自動化・効率化
RPAツールで利用
良いポイント
エンジニアでなくてもロボットを作成できる操作性の良さは、非常に魅力的だと感じました。
マイクロソフト製のRPAツールも検討しましたが、ある程度プログラミングの知識が求められ、簡単に扱うことが難しかったため、その点でロボパットは圧倒的に扱いやすく、現場主導での活用が可能だと感じました。
また、導入サポートのアドバイスを受けながら進めることで、自分では思いつかないアイデアや手法も形にすることができ、どんどん業務を自動化できたのも大きなポイントです。
改善してほしいポイント
ロボパット本体の操作に不満はなく、扱いやすさには満足しています。
ただ、これまで手作業で行っていた業務をロボパットで自動化するにあたって、
ひな形やサンプルがもっと充実していると、さらに導入がスムーズになると感じました。
特に経理部門では、請求書処理や会計ソフト入力など定型業務が多いため、
経理業務に特化したテンプレートや事例集があると非常にありがたいです。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
まだ一部の業務に限られていますが、エンジニアでなくてもロボットを作成できることで、情報システム部門の負荷をかけずに自動化を実現することができました。
導入から運用までをスピード感を持って進められた点も大きなメリットで、特に単純作業の多い経理部門において自動化が進んだことで、スタッフが“考える業務”に集中できる時間が増えたと実感しています。
今後はさらに活用範囲を広げ、業務効率化を一層進めていきたいと考えています。
検討者へお勧めするポイント
経理業務においては、生成AIを活用してGAS(Google Apps Script)でのコード作成や、会計システム上での自動化にも取り組んでいますが、それだけでは対応が難しい「画面操作」や「人手でのダウンロード・貼り付け作業」などの業務も多く存在します。
そうした領域に対して、ロボパットは“人が実際に操作していた業務そのもの”を代替できる手段として非常に有効で、現在、実験的にいくつかのプロセスに活用しています。
RPAの特性上、ロボット実行中はPCの操作が制限されるという点はありますが、専用のPCを1台確保することでその問題も解決可能です。
むしろ「人が触らずとも業務が進む状態」を構築できることで、人的リソースの有効活用や残業削減など、間接的な効果も期待できます。
今後は、いかに業務を単純化し、自動化しやすい構造に設計していくかがカギだと感じています。
その視点を持ちながら、「業務を見直す→自動化を試す→改善する」というループを回していくことで、チーム全体の働き方改革につながるポテンシャルを感じています。
これがロボパットDXでは可能になると信じております。