非公開ユーザー
情報通信・インターネット|ITコンサルタント|1000人以上|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
ビジネスで繋がりのある会社・人の最新動向を居ながらに把握
名刺管理ソフト,SFAツール(営業支援システム),企業データベースで利用
良いポイント
全社的に導入して利用させていただいていますので、自分個人の名刺管理簿としてだけではなく、会社全体の共有情報資産として名刺管理できる点が素晴らしいです。
自分が以前名刺交換した人が転職したり所属組織や役職が変わって、社内のほかの社員と名刺交換してその社員がSansanに登録すると、メールで「〇〇会社の〇〇さんの所属が変わりました」「〇〇会社の〇〇さんの役職が変わりました」などのようにメールで通知が来て、詳細をSansanで参照することができるのがとても便利です。
これから会う初対面の人についても、所属会社と名前が分かっていればあらかじめSansanで参照して、自社の誰とつながりがあるのかを把握して事前に下調べをしておくことができます。
また、人物情報から会社全体の基本情報や財務会計情報などを確認できるのも便利です。
繰り返しになりますが、名刺情報を個人に閉じて埋もれさせるのではなく、会社全体の共有財産として活用できるのが素晴らしいです。
改善してほしいポイント
名刺登録する際に名刺交換した日付を登録するのですが、この日付がデフォルトでは名刺登録した日で設定されるようになっています。ユーザーの中には過去にもらった名刺をまとめて登録する際に、数か月前~1年前,数年前の名刺を登録する場合でも、この「名刺交換日」の設定を気にせずデフォルトのまま「今日」で登録してしまう社員がいます。
このようなことをされると、例えば私が直近で課長から部長に昇進されたAさんから昇進のごあいさつで名刺をいただいて早速Sansanに登録した後で、別の社員が過去のAさんが課長時代だった時の名刺を引き出しから引っ張り出してきて最新の日付で上書き登録してしまうと、あたかもAさんがまた課長に降格されてしまったかのような登録内容になってしまいます。
このような不自然な役職の上下をAI機能で検知して、あとから登録する社員には警告を出すか登録却下するような仕様にしてほしいです。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
取引先の幹部から自社の幹部へ表敬訪問の依頼を受けて面会をセットする際に、自社の幹部からよく聞かれるのが「自分は以前にその人に会ったことがあるかどうか?」という点です。初対面であればご来訪の際に名刺交換をしなければなりませんし、既に面会履歴有りであれば名刺交換をせずに着席を促すのですが、それらの流れをあたかも顔と名前をすべて覚えているかのようにスムーズに実施しなければなりません。以前は「もらった名刺は個人保管」でしたので、その人と過去にあったかなんて本人しかわからない情報でしたが、Sansanに登録しておくことで部下からも何月何日に会ったという履歴が確認できますので、「〇月〇日にお会いになっています」と事前報告しておくことができます。
またそればかりではなく、「〇〇支店の〇〇さんにもお会いになっているようです」等と進言して、話の幅を広げることができます。
検討者へお勧めするポイント
個人の引き出しの中に埋もれている人脈情報を、組織全体で共有・一元管理できる貴重な会社資産として活用できるようになります。