非公開ユーザー
その他小売・卸売|社内情報システム(その他)|50-100人未満|IT管理者|契約タイプ 無償利用
VPNソフトで利用
良いポイント
社外と社内を安価で安全につなぐ環境を構築するために以下のようにしました。
まずVPS上にソフトイーサのVPNサーバを構築。
このサーバを経由して全拠点を繋ぎました。
接続台数は多くないので、拠点の端末ごとに設定。
モバイル用PCにも入れたため、在宅ワークやノマドワーカーといった環境を安価に構築できました。
速度は100MBなので大容量ファイルのやり取りは厳しいですが、日常的なやり取りやリモートデスクトップなら同一LAN内のように使えます。
ソフトイーサ自体はさほど性能を必要としていないのでしょう。
VPSは月額500円程度の最安プランを選び、VPSのスペックが原因での遅さは感じられません。
契約中プロバイダのVPNよりも安価で自由度の高いVPNが構築。
ただしセキュリティについては社内選任スタッフが行い、自己責任という覚悟付きですが。
改善してほしいポイント
自己責任で使うソフトという前提なので、不満はありません。
むしろこれだけのものを提供する作者には頭が上がらないです。
敢えて言うなら、これほど高度なものを簡易に実現させたことでしょう。
社外から入れる穴を作ることになるので「適当にやったらつながった」という感覚では使うべきではありません。
作者様を非難するものではなく、利用する側が注意と覚悟を持って使ってほしいソフトです。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
▼VPNによる拠点間接続を実現できたこと。
これにより本社と同じLAN内のリソースを支店でも利用できるようになりました。
本社の共有フォルダを覗くことや基幹システムへの接続が外部からでも可能です。
クラウドにデータを置いて共有したり、メールで送りあっていた部分は不要となりました。
▼自由度の高いVPNを構築できる
当初検討していたプロバイダのVPNでは専用アプリを入れることやユーザアカウント数での従量課金が必要でしたが、ソフトイーサでは不要でした。
▼複数のVPNを同居できる
VPNサーバ上に複数の仮想ハブを設置できます。
異なるハブ同士では通信できないので、接続されたくないアカウントやグループを隔離できました。